028話 迷宮脱出 其の六 (今後の方針)
合流した3パーティーが今後の方針を決めた。突破か?安全に戻る事にするのか?拓斗達が決断した明日は、何方だ・・・
長い十一日目の夜は遅く迄、話し合いは続く・・・
暫く睨み有った状態が続いたが、引く気配を見せない拓斗にアビスが、折れた形で「俺は了承したぜ。話せ!」苛立った様子を隠しも為ずに横を向いた。その様子をリズは宥めながら「アタシは、タクトを信じるよ、話しておくれよ」「僕もタクト君を信じる、余りにもキツい条件なら先に言ってくれ、その時は悪いけど、又良く考えて返事するよ」
兄貴にしてはやけに慎重だ。それだけこの相手には、迂闊な事を言えないのだろう「一応は兄貴に同意だな、今後のクランとしての活動にも、関わりそうだからね、話してくれ拓斗君」ロボスも追従すると「チョットアンタ、拓斗君は、一体幾つなの?面白い子ね、アタシも喜んで聞くわよ」
頭を全員に下げて拓斗は「先ず契約の内容は、俺のスキルを他言しない事、此から話す事を他言しない事、知り得た事柄で不当な利益を得ない事の以上です」「了解したが罰則は如何成る?」「簡単です。話した内容の利益を一切甘受できません」「儲けが一切無くなると言うのか?」「ハイ、この件に関しては、ですが、だから敢えて契約で縛る事を致しません」
不機嫌そうにアビスは「試したのか・・・」「信用というのは、互いに努力して話し合い、行動で示して初めて得ると、俺は考えています」「成る程な、さっきまでの俺の考えを改めねば成らんな、目の前の子供が契約何ぞと口走り、剰え俺らと対等ぶるか、イヤ、参った!拓斗、今後は俺の方こそ考えを改める」
流石にアビスは、度量がある・・・目の前に居るのが10歳の子供、見た目が変わらずなら致し方ないが、認識を改めて貰わなくては、相手には悪いが此方も話しがし辛いからな・・・
拓斗は、頭を下げて「俺の方こそ皆さんに詫びます。しかし、それ程にも事態に関わる話しであり、今後の迷宮運営に関わる話しです。その為に慎重に成りました」「分かったぜ、それでは話せ」向かい側の5人は、あからさまにホッとした表情で互いの顔を見合わせた。
拓斗は世界樹の葉を見せて「此は千年樹の一番良い葉です」それぞれが手に取り、感嘆している・・・
一頻り見聞したその後「此を何処で手に入れた」「この野営地の崖を登り、南西へ向かった所にあります」頷く一同からロボスが「拓斗君、此を秘密にする理由は?公表すれば、冒険者を呼び込んで、一躍ステラ村が発展すると、僕なんかは思うんだけれどもね」首を振りながら拓斗は「その場合、一枚も手に入りませんよ」
ロボスは驚いて「どうして何だい?」「彼女とは対等契約を結びましたからね」と手形を見せて「此がその通行証に成りますが、此を持って居ない者達の立ち入りを千年樹、彼女は絶対拒みます」「それなら、それを持って、毎日でも通えば良い」「相手はそれ程、バカじゃ有りませんよ、必要に成れば分け与えて貰える、その程度だと考えて下さい」
アビスがやや苛立ち「それでは、大した儲けに成らんな」「一枚も無しか、少しでも必要に成れば、一応分けて貰えるのと、何方が宜しいですか?」大人は全員考え込む・・・「既に数枚入手していますが、出所も明かせませんから、客寄せには、全く成り得ないです」
それを聞いて、不審顔のロボスが「拓斗君は、此が運営に関わると言うのかい?」「ハイ、その代わりに此処に在る鉱脈の所在地を教えてくれるそうです」「一応は納得したが、それでも鉱脈なら探せば、自力で見付ける事も可能だよね、拓斗君」「見付けても所在が毎日変われば、掘れないでしょ?ロボスさん」
驚いてやや考え込んだロボスは、反論を試みた「それはそうなんだが、そんな事は実際可能なものかね?」「彼女はね、地形操作もお手の物ですよ、今は偶々近くに居ますがね、人間が大挙して来るなら、自力で場所を変えて見付からない所へスタコラと逃げますよ」
驚きながらも未だ半信半疑で「本当の事かね?」「本当ですよ、ロボスさん、貴方方も此処へ来る前の河川状態は、道から見ましたよね」「あれは・・・そうなのかね?」「そうです。彼女の怒りを買った、ゴリラ達の為に地形が操作されました」ウム、と大人全員が考え込む。
「さっきから彼女と言って居るが、女性なのかね」「ハイ、彼女は迚も綺麗ですがシャイなのです、恥ずかしがり屋の彼女の姿は、見る事すら難しいと思いますよ」
〔ヨッシャー!拓斗、善くぞ言った。アタシ綺麗♡〕〔黙っていろ、お気楽者〕
アビスが得たりと「拓斗は、その彼女と面識を得ているんだな」「ハイ、父さん、既に色々と契約を結びその一環として話しています」「その経緯は、話してくれるのだろう?拓斗、序でにその輪っかの事もな」「少し長く成りますが」と話し始めたら、大人達は驚きを隠せなかった。
前日、フレアとの会談・・・〔オイ、フレア〕〔ヒャホー拓斗な~に〕〔何処まで人に話せば良くて駄目かを決めないとな〕〔全部話せば良いよ、拓斗に任せるから考えてよ〕〔お気楽だな、ちびっ子は〕〔ちびっ子言うな!〕プンスカ私は怒って居るぞの念話が入る〔参った!降参だ頭に響くから止めてくれ〕〔立場が分かれば良いのよ〕
何故か得意げに彼女は話すが、事は深刻だ〔いっその事、世間には黙っている方が良いかもな?〕〔それじゃ、アンタ達には、何の得も無いでしょ?〕〔それでも、良いんじゃね?〕〔あたしはそれでも良いけどね、アンタの立場を良くするために考えなさいよ〕〔そお言われてもな、仮に正体や所在がバレても問題無いなら気にしないがな、俺達が生きて居る期間は短いぞ、フレア〕
自分の事を心配されて嬉しいそうに〔それも有るわね〕〔なら最初からバラさない方が良いんだよ〕〔ン?アンタ勘違いして無い?〕〔何を勘違い何だ?〕〔あたし動けるよ〕〔え?何だって・・・そんな事可能なのか?〕〔歩く訳じゃ無いけれどもね、それに魔力も沢山使うし〕〔どんな方法なんだよ〕〔地形を巧みに操作して動くのよ、どうよ、あたし偉い?ン?偉いかも~♪〕それで土石流なのか・・・
自画自賛だな〔凄いな、流石はフレア、だね〕〔偉いでしょ、でも此処はお気に入りなのよ〕〔ならば、こうしよう、地形操作ができれば、鉱脈もずらせるだろう〕〔出来なくは無いわよ?〕〔それでも鉱脈の位置なんかは、分からないだろうな〕〔ン?馬鹿にしないでよ!近くの木々に頼めば、直ぐに教えてくれるわよ〕
此奴ホントにチョロいな〔ならば、こうしようよ〕と話し合い、既に鉱脈の位置もスラ達三人に頼んで確認している、後は大体の位置をセラに報告して向かわせた。今日も午前は動いて貰った。その序でに地形操作の痕跡も発見したらしい・・・
セラの地図にも記入済みだった「昨日はタクトさん、何時もより忙しかったスよ、ご褒美欲しいス」注射器を取り出して、鼻息も荒く近付くとコートを脱いだ。
見ると「ナ!ナ?ナース服だっとぉ~~~!」何処で仕入れていたのかは、未だに不明だが、仕方無く輸血させられ「後日のおやつにするんスよ」何処からか出したビニールパックに詰め込んで、ウットリ微笑みながら、ポーチに仕舞い込んだのを俺は確かに見た。
あの注射器、やけに太く真逆兼用ではあるまいな?と一瞬疑問を持ったが、俺の精神衛生上考えるのは良くないと思考を止めた。冷たい消毒が気持ち良く、ピンクのミニが眩しかった。生地も薄く、黒の上下がハッキリと分かる、違いが分かる女、セラ侮りが足し・・・
前日の打ち合わせ通りに事を進めた拓斗は「この階に来てからの経緯ですが、もう少し詳しく話します」頷く大人一同は、それ以上を促す事も無く待った。
洞窟で襲われた事から端を発して崖の向こうで一時期、籠城していた事を話した。
ジュートの事を旨く誤魔化しながら、投石機で拓斗が溶岩弾を跳ばし、ゴリラ達を火攻めにした事やスラ達の力を借りて堤防を築き、千年樹までもが便乗してゴリラ達と猿達を水攻めにした事を話した後・・・
「相手のゴリラ達と猿達は、異常な行動を取って居ました」
「それは何だね、拓斗君」ロボスが問う。
「集団行動、それも組織的に大勢で襲って来たのです」
捕捉するようにフェルが「それは僕達も山の上で経験したよ」「未だそんな個体が残って居ましたか・・・」
考え込むようにフェルが口を開く「しかし、その個体、イヤ、ボスの個体を倒した後に離散してね、その後は反対に襲われる事も無く成った」「あの後からは、随分怯えていたからね、フェル」「カメリヤの言う通り、僕達が道を進むと逃げて行く気配が伝わったよ」
後を取るように「それは、俺達もだぜ」「親父さん達も感じましたか」「そうだ。気が抜ける程だったぜ」「そうだね、アンタ」リズも肯定する・・・
此は伝えた方が良いと判断して「それは僕達が千年樹の以来で、主要な個体をほぼ全滅させたからです。その理由は彼が、イヤ、そのシルバーバックが、OWOプレイヤーだったからです。そして二度も個体を変えて襲って来た所を見ると、フェルさん達が遭遇したのは、三度目かも知れませんが、今日は朝からゴリラ達と猿達の様子が随分と変わりましたからね、あのプレイヤーが諦めたのかも知れません」
「それで宝箱や鉱石を彼奴は集めていたのか」「多分そうですよ、フェルさん」
実は四度目なのだが拓斗達は、その事を知らない・・・
プレイヤーと聞いて、驚いて居たがアビスは「そうだったのか、それで納得だぜ」「成る程ね、拓斗君は此処に来た当初から、その千年樹と接触をしていたのかい」ロボスに問われて「そうです、そしてこの世界にある世界樹を助けて欲しい、とも依頼されました」
愕然と大人達は言葉を失い〔こいつ、一体何を言ってやがるんだ?〕的な雰囲気が念話を使わなくても伝わり・・・
大事な事柄だと気を引き締めながら、今の話の肝を伝える「千年樹が伝える事は、この世界の世界樹からの連絡が付かない事、世界樹達が居なく成れば、この世界のバランスが、悪く成る事を教えられました。そして世界樹が邪魔な存在は、今現在この世界を乱している首謀者に違いないとの事ですが、首謀者云々は、未だ確証を得ていません」
更に驚きを隠せない大人達は、互いの様子を伺う・・・
意を決してリズが「タクト達は、世界樹を復活、もしくは安否を訪ねてバランスを取り戻そうと考えているのかい?」「そうです、母さん」「途方も無い広さを巡る事に成るぞ」「覚悟の上です、父さん」
心配顔を向けるフェルは「タクト君」「何でしょうか、フェルさん?」「転移陣を使っても、現在跳べる地域は人が沢山住んで居る地域だけだと、当然それは理解をしているよね?」「ハイ、理解していますが、それが何か?」全員が驚いた。
バカじゃねえ?的な雰囲気が漂う中「僕は、イヤ、俺は、此の世界の転移陣を使う事を断念する!」「何だって!」今回は、ミウもセラも一同が等しく驚いた。
様子を伺い拓斗は続ける「此処から出るために出口の転移陣を使う事が最後に成りますよ、自力で転移が可能に成るまではね」「理由を尋ねても良いかな、拓斗君」
カメリヤが問い掛けて来たので、拓斗は彼女も関わりが深い事を思い出す。
「この状態を監視する為の方法を俺なりに考えて見ました」「それで?」
改めて考えを整理しながら「先ずですがね、10歳から此のゲームが始まると言う事は、父さん達もご承知の様に、あの迷宮産の水晶が、大いに関係しているのは、当然考えられるんです。そしてレベルや移動先を監視出来るのは?」「ア!カードそれに転移陣だけだわね」二人の会話に全員が引き込まれていく・・・
流石は転移者だな、理解が早い「そうです。それしか無い、とも言えますが、ミウカードを出して」ミウに自分のカードを取り出さして受け取ると「これもヤバイ、品物だと言えます」ン?少し色が変わっている様な気がするな・・・
カードを手で見せながら「早瀬さんや山口さんの証言を元に考えると、乗り移る個体を間違える事無く狙うには、何らかの目印が必要なのかも知れませんよね、カメリヤさん」
半信半疑ながらカメリヤは「拓斗君は、どうしてそう考えたのよ」「何故なら俺は現在カードを所持していないからだよ。此は便利に使えるし、何だかんだと理由を付けて、常に所持するのが当たり前、そんな状態に成っている此のカードが、今は偶然にも、タクト君があの日忘れたお陰で手元に無い、タクト君をアバターとして選んだ者は、その行き場を失ったと仮定すれば、シックリと来ると思う」
余りプレイヤー達と巧みに関わらずに居たカメリヤは、好奇心旺盛に知りたかった事をこの際に全部聞き出したい欲求に駆られた。
其処でカメリヤは「さっきは、話しの途中を遮りたく無かったので、敢えて聞かなかったけれどね」「何ですか」「OWOプレイヤー達は、二度も三度も蘇るの?」「その事ですか」「死ねば、元に戻れるかも?そんなもんで試したくは当然無かったのよ、それでも欲求は残ったわ」「気持ちは十分と理解出来ますね」
拓斗の様子を伺いながら「それでも此処に来て話しは変わった。何度でも蘇るなら試す価値は有るかな、と思わない訳?」
それを聞いてキッパリと「俺はそうとは思わない!二度目に遭遇した彼は、念話も儘ならず、人間性も余り感じられ無かったよ、只単に通常参加した者と何か特別で参加した者とは、他とは違うのかも知れないとは、俺も考えてはいる・・・例えば縛りプレイ、或いはアバターを獣魔にしたりなど、条件が各々で違い過ぎる、此は安易に結論は出せない問題だしね、僕は要検証と考えているんだカメリヤさん」
成る程ね、お姉さん脱帽だわ良く考えているわね、この子拓斗君は、只者じゃ無いかも知れないわね、何れ全てを解き明かして何とかしてくれるかも?でもね・・・
まあ、フェルもいる事だし、今更死ぬ事を試す気は無いけどね。
それに十年も居れば、アタシも此処には、随分と馴染んだからね。後気に成るのは「それは、理解したわ、それでも拓斗君が選んだ道なら大変よ、歩いて大陸を巡る事やレベル上げは、如何するの?」
突っ込み所満載の話しだからな「移動方法は、未解決だけれどもね、レベル上げを考えるなら、例えば此処が最後の迷宮なら踏破する迄粘るとか、時間は掛かるが、フィールドなら転移陣を使わないからね、カメリヤさん」ヤッパリ考えているわ。
少し前?イヤ、それ以前から拓斗は、自身の違和感を感じている・・・
大人相手で丁寧に話そうとする度に一人称が俺から僕、僕から俺へと変わり、それを切っ掛けに話し口調も変じて行く〔此の身体に引っ張られているのか?それとも同化が進んでそれ相応に成ったのか?要検証だな〕オット、気が逸れたな・・・
此方は純然に心配顔をして「物資や武具などの、持ち運びも大変そうだね」「その為のマジックバッグでしょ、フェルさん、僕のバッグや水筒は不思議ですが日毎に成長しています」
驚きを隠せなくて「それは、本当なのかね?」「ハイ、テントも機能が向上していますので、馬車などを段取りすれば、まあ何とかやっていけますよ」「驚きだね、君は」
アビスが考え込んだ後「その話しが本当だと仮定すると、今回は二十階も戻る事に成るぞ」「そうなりますが、一度次階を全員で攻略をすれば、みなさんは自由に戻れますよ」「そうだな、今でも長くクランをロランに預けっぱなしだしな、それに心配もしているだろうからな」
名案と許りに「それなら、ミウを連れて帰って下さい、心配事は勿論ありますが、皆さんと一緒なら安心です。ロランさんの為にも、是非そうして下さい」「それも有りだな」「何を言っているのよ、アタシもタクトと一緒に絶対帰るんだからね」今のセラと、二人切りだなんて、アタシは認めない、絶対認めないんだから・・・
内なるミウは・・・最初は同化して一人に成ると言ってた拓斗だったけれど、今は別で存在していると言う・・・アタシの気持ちは今如何なの?今の拓斗?それとも前のタクトがいいの?答えが出る迄は、絶対に離れないわ!そう決めた。
勢いに押されて「それは、それで良いがな、俺達は一度戻った方が良さそうだな」「でもタクト達が心配だよ、アンタ」「それなら僕達が一緒に戻りますよ、未だ探査の方も不十分だし、元々此処を攻略する為に来たのですからね、それにタクト君達の事も、僕は鍛えて上げたい」
それを聞いて「そうだな、拓斗達にとってはだ、此処が迷宮探査の最後に成る可能性も出て来た以上、ノンビリと教えている訳にも行かねえしな、D級の入口辺りで交代するてのは、どうだ?」名案と許りに問い掛ける・・・
「そうですね、先は相談ですが、当人達が音を上げない限り、代わり番こ、と言う事で親父さんどうです?」「了解だぜ」共にニヤリと笑うと、拓斗達を見る・・・妙な武者震いを拓斗達はした。
見られた拓斗は、ミウとセラに向き直り「経験やレベル不足なんかで、二人とも死にたくは、当然無いんだろ?」「そうスよね、自分も賛成スよ」「当然、アタシも狙われる可能性が十分あるのだもの、頑張るわ」〔アタシ達もだわさ〕
三人の返事を聞くと「事情も知らず孤立していた時ならいざ知らず。今は俺も力を蓄えるのは、大賛成さ・・・皆さん、宜しくお願いします」三人とスライムが頭を下げた。
了承を受けた後「それに初級者は、FとE級を何度も繰り返して、スキルや経験を増やすのが、常道ですからね、或る程度は、経験して貰いましょうよ、この三人、イヤ、四人かな」スライム三匹も飛び跳ねて同意を示す・・・
内なるセラは・・・自分、前のタクトさんの事は、全く知らないスから気楽なもんなんスが、ミウさんは随分動揺していた見たいスよね、仮に分裂しても自分は今のタクトさん一筋スよ、人目も憚らず腕に縋り付く・・・
それを見たミウは、再び考え込む・・・今の拓斗はアタシの知って居るタクトでは無い、アビス小父さんも認識を改めた様な事を言っていたわ、確かに別人、それでも嘗てのタクトに戻ったら一体如何するの?・・・
日毎に大人としての自覚が芽生える今のアタシ、大人のタクトへと日毎に惹かれて行くアタシ、子供に戻った時のタクトを待つなんて温い事をしていれば、それこそセラの思い通りよ、今の儘では絶対駄目よミウ、今のタクトもアタシは大好きなんだもの、決心をした様に反対の腕を絡める・・・
ミウとセラ、この二人が凭れ掛かる仕種を始めたので「ソロソロ、夜も遅いです。一旦考えを纏める為にも、続は明日と言う事で良いでしょうか?皆さん」「そうだねタクト君、僕も賛成だよ」「そうだな、俺達も安心した事もあって疲れ気味だ」「そうだね、アタシも賛成だよアンタ」
各々の賛同を得たので「それでは休みましょう」「そうしよう、続きは又だ拓斗」アビス達がテントから出て行くが、残された拓斗達は・・・
未だ未だ続く深夜の騒動は此からだった。
拙作ですが楽しんで頂ければ幸いです。次回の更新予定は5月13日です。
少し作品が溜まりましたので暫くは、毎日17時に更新したいと思います。
拓斗とミウのスキル獲得状況は、現在不明確だが目覚めつつ有り。
拓斗の取得能力と推定能力
精霊魔法LV2(UP)・精霊視LV1(NEW)・妖精視LV1(NEW)・魔力操作LV2(UP)・魔法創造LV2(UP)・エナジードレインLV1・魔力自動回復LV2・物理障壁LV2・障壁コントロールLV1・念話LV2(UP)・契約魔法LV2(UP)従魔〔スライムのスラ他〕従精霊〔ジュート〕奴隷〔セラフィナ(NEW)〕対等契約〔フレイアー(NEW)〕
装備品:形見の胸当とマント・風林火山のブーツ・ワンド・ナイフ・フレアの守り(頭部装備)魔力制御の指輪
ミウの取得能力と未確定能力
身体強化LV1・体術LV1・剣術LV1のスキル上昇の可能性、視聴覚、嗅覚などの向上で探索LV1、気配察知LV1、解錠LV1獲得の可能性有り
装備品:現在専属品は無し 革製の防御装備一式 魔綱製のロング・ソード 魔力制御のイヤリング
スラさんの固有スキルと追加スキル
【種族固有:胃袋LV3・強酸消化LV2・物理耐性LV3・聞き耳LV2・分裂LV3・魔力吸収LV2・生物吸収LV3・エナジードレインLV3・変化LV2・気配察知LV2】
【通常:毒耐性LV2・腐敗耐性LV2・並列思考LV2・念話LV2】
【新規獲得:気配遮断LV1(NEW)・隠密行動LV1(NEW)・強制支配LV1(NEW)同族限定】
【ガイダンスAI協力体制、命名アイ子】
セラフィナの種族固有のスキルと取得した能力
【種族固有:吸血LV3・エナジードレインLV1・召喚LV1(蝙蝠の鞍馬)】
【通常:身体強化LV1・ドレイン耐性LV1・痛覚耐性LV1・変化LV1(NEW)】
【吸血後:身体強化LV3・エナジードレインLV3】
【エクストラスキル:痛覚の快楽変換LV1・恥辱のパワー変換LV1】
【現在縛りプレイ中:放置プレイ、羞恥プレイ、女王様プレイ】
標準装備品:伝説の網状恥辱レオタード・奴隷仕様・改(能力未公開)女王様のブーツ(能力未公開)黒の燕尾ベスト(能力未公開)パピヨンマスク(能力未公開)魅惑の網タイツ他、セラ専属恥辱品装備多数・千条鞭(雷撃・ドレイン)・ジュート(貸与中)緊縛のチョーカー格上げ
特殊装備品:バンパイアマント・奴隷仕様(名称未公開)(UVカット、セラ専用装備品の強制収納、他能力未公開)日中限定
備品:棺桶〔アルフォンス・シルベスター・ヒッキンゲン男爵、通称バロン〕
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銀の狼、通称は銀狼・・・メンバー紹介
白銀のフェル:リーダー、長剣使い アビスの弟子
堅狼のロボス:フェルの弟 杖使い 後衛回復役
ラブラ:長斧使い シェパ:ラブラの弟 槍使い 共に前衛、護衛兼突撃役
ギンガ:蛮刀使い 探査、切り込み役 コチャ:ギンガの妹 弓使い 探査役
カメリヤ:双剣使い フェルの恋人 便利屋 OWOプレイヤー
本名スージー・アナスタシア・ロチェンコフ




