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五月のお題小説「雨音」  作者: 六恩治小夜子
4/5

流れ落ちた記憶

白兎さん、です!

短編過ぎてごめんなさい!

雨音は嫌いだ。


激しく打ち付ける雨粒は嫌いだ。


君の声が聞こえなくなるのは嫌だ。


かき消された君を、探すのも嫌だ。


大好きな君は、雨音の激しい遠い夜に奪われてしまった。



雨音は好きだ。


激しく打ち付ける雨粒は好きだ。


君の声が聞こえなくたっていい。


手が届かなかった君を抱きしめるだけでよかった。


大好きな君を、雨音の激しい遠い夜に置き去りにしてしまった。



『ああ。』

『大好きな君は、』


「今、どこで笑っているの?」

「今、どこで泣いているの?」




「愛しの君は、僕を失い壊れてしまった。」

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