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½+½

痴話喧嘩

作者: 小蛍

「俺じゃいけないんでしょ」


「うん」


「ふーん」


「なによ」


「いや、いけないんならやんないよ?」


「えっ、………やだ」


「だっていけないんでしょ」


「やだ。違うの、そうじゃなくて………」


「違わない」


「シバ…シバじゃなきゃ嫌だ」


「嫌だじゃない」


「シバじゃなきゃ、しないの………」


「そんなのわかんないじゃん」


「………わっかんな、く、ないもん」


「もし無理矢理、他の男にされたらどうするの」


「そうならないように配慮する」


「そうじゃないでしょ。どうするの」


「やだよ、やだ………考えたくない」


あたしは泣くのを堪え、腕から逃げようとするけど彼はぎゅっと抱きしめてくれた。そうして、トントンと優しく叩いて私を安心させてくれる。頬に頬をすり寄せると、キスをしてくれた。



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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読しました。 爆発しろ!! とはこのことを言うのかと。失敬。若いっていいですねえ……(しみじみ←20代 シンプルな文体が好印象でした。
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