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バカだけど戦えば強いってどうよ?   作者: 狸之大将
異世界へ行くってどうよ?
6/38

タヌピス一人旅

夜になり俺らはホテルに行った

「玉、イタイ、タスケテ、アイ」

「バカなこと言うからそうなるんですよ」

そうだぞとマロンも言った

「あら?タヌピスどうしたの?」

ちょうどよく舞も合流した

「いや、ちょっとね…やらかした」

この時のタヌピスの顔と言ったらなんとも言えない

すげぇ真顔だった

「ってかお前どこ行ってたんだ 」

「あー、いや、ちょっとね」

なんで濁すんだよってセリフに合わせてちょうどよく

残りの二人も来た

「タヌピスどうしたの?」

「いや、ちょっとね…やらかし…ってさっきも言ったぞこれ」

「ほんと、お前はバカだな」

ぺるしぃとは違う声だけど聞いたことのある声が聞こえてタヌピスはそっちを振り向いた

「おお!ペン!久しぶりだな!」

「あ!師匠!」

師匠?と頭の上に全員「?」が浮かんだ

「ん…?おお、誰かと思えばお前か」

「ペン、舞とどういう関係?」

タヌピスが聞くとペンは

「師弟関係?」

「なんで疑問なんだよ」

「いや、あんまり関係がわからん。技を教えただけだし」

すると舞が

「そうでも!師匠と言わせて下さい!」

んじゃそれでいいよとペン

軽いなとタヌピス

俺も弟子が欲しいなとぺるしぃ

さすがのヒマコレテンションである

すると

「ヘックション!」

「どうしたマロン風邪か?」

「さみぃんだよ!中入ろうぜ!」

あ、そっかと思って俺らは中に入った





んで、中に入って思ったこと

「なぁなんで相部屋なの?」

タヌピスが超絶疑問に思ってた

「しょうがないじゃないですかそれしか取れなかったんですから」

いや、だからってなぁ…と男性陣は思った

「んじゃ着替えるか」

とタヌピスがそう言って服を脱ぎ始めると

「なんでここで着替えるんだボケ!」

とアイからまた波動が飛んできた

「甘い!」

タヌピスはそれをかき消した

「えぇ!?魔法を消すってどうやるんですか!?」

とアイが聞くと

「いやね実は」

そうしてタヌピスが語り出した




タヌピスは寺を去ってからあるとこへ行っていた

それは食堂である

「いやー腹へったいいとこに食堂あって助かったぁ」

と、思って席に座ると

「いらっしゃいませ!」

元気な声で可愛らしいロリっ子が奥から出てきた

黒髪ショートメイド服最強だ

「結婚してくれ」

ふぇえ!?とそのロリっ子は驚いて言った

「まぁ冗談 (じゃないけど)気にしないで」

「ホントにびっくりしましたよぉ」

注文は?とロリっ子が聞くと

タヌピスは肉ならなんでもいいよと言ってお願いした

「ホントに久しぶりのお客さんですから!頑張っちゃいますよ!」

へぇ、ここってそんなに人気じゃないのかな

と思うと大きな男が入ってきた

するとパタパタとかけてくロリっ子の肩を掴んで

「おいテメェまだ借金は返せねぇのかよ」

その声にロリっ子は体が固まっていた

「す、すいません!まだなんです!」

「アァ!?こっちは何年待ってると思ってんだ!」

「すいません!すいません!」

と、何回も謝っているロリっ子をみて俺は耐えきれなかった

その男のポンポンと叩いた

「おい」

「アァ?今話て…」

とセリフを言い終わる前に男をぶん殴った


男は10mくらい吹っ飛んで店の外へ出た(物理

「テメェ!何しやがる」

「あーごめん手がすべったー」

「ぜってぇわざとだろ!ふざけんな!」

「それはこっちのセリフだ。ついでにお前らのアジトを教えろ」

「誰が言う

「言え」

タヌピスの威圧におされたのかその男は場所を言った

そして殴って気絶させた

「あの、大丈夫なんですか?」

店からロリっ子が出てきた

「あぁ、後は俺に任せて君はメシ作っててくれ」

「は、はい!わかりました!」

さて、行きますか









「おーい敵さんどこだータヌピスさんがやってきましたよー」

するとゾロゾロと人が出てきた

…ざっと100人くらいか

…キッツ

しかも全員武装してるのである

「誰だテメェ」

「食堂の借金を払いに(物理)来ましたー」

「そうかおいお前受け取ってこい」

一人の男がタヌピスに近づいた瞬間

「は?」

まっぷたつになった

「もちろん代金は」

お前らの命だ

「やれ!」

すると一斉に銃を撃ってきた

それを全て刀で弾き返すタヌピス

「バカな!?」

「アホかお前ら、タヌピスさんに対人間用武器なんて効くわけねーだろ」

「なら、これならどうよ」

そんな声が聞こえた時にはもう遅かった

後ろから電撃が飛んできた

「うっ!ウアァァアァァアァ!!」

「そ、そうだ!こういう時の用心棒じゃないか!」

後ろを向くと魔術師のようなやつが立っていた

ローブで顔を隠していてわからないが

…多分女だな

「こりゃ分が悪い、勝てる気がしないな」

「?なんだ?私の電撃に耐えたのだかなりの腕だと思うが?」

「俺、女には手が出せねぇのさ」

「ふーん、面白いやつだなお前」

だけど手加減はしないよと魔術師は言った

…どうする、かなり手詰まりだぞ

と、思うと体の奥から声が聞こえた

『しゃあない、タヌピス変われ』

「やめろ!お前が出るとロクなことにならん」

と言った瞬間タヌピスの様子がおかしくなった

『ロック解除、緊急事態発生、魔王の能力一時解放します』

「な、なに?いったい何が」

魔術師とその場にいる男ら全員が息を飲んだ

「ふぅ、あの野郎手間かけさせやがる」

黒い髪は白に

目は赤く牙が生え

いつもジャージの姿がスーツの姿になり

黒い手袋をつけている

『こ、この姿は!昔の俺じゃねぇか!髪と目は違うけど!』

「そうだ、俺がお前の体借りる時はこの姿さ」

さてさて行きますかね

魔術師は油断してたのかタヌピスに吹っ飛ばされた

「カハッ」

乾いた声が聞こえた

「おいおい弱いなもっと俺を楽しませろよ」

「くっ、サンダー!」

甘い

「ファイヤー!ウォーターカッター!」

それを全てかき消した

魔術師は唖然とした

「はぁ…やれやれつまらん、ホントにつまらんな」

とタヌピスは言った

「もういいやお前は死ね」

タヌピスが指パッチンした瞬間魔術師の体が燃えた

「うわあぁあぁぁあ!!!」

「ハッ、燃え尽き

その言葉を言わせないと中のタヌピスがもがいていた

『テメェ!それ以上はさせねぇぞ!』

「タヌピス!やめろ!後は俺に任せるんだよ!」

『だからお前を外に出したくなかったんだよ!』

そう言って中のタヌピスが外に出てきた

「よし!交代完了!そして消火!」

『あーあ、もうすぐ倒せたんだぞ?』

「黙ってろ魔王封印だ」

『ちっ、もう少し楽しませろよなぁ』

「さて、魔術師は倒したし後はお前らだぶっ殺してやる」

『人のこと言えないだろお前』



「ふぅ、終わった終わった」

って言ってるけど辺り一面血まみれである

魔術師は生きてるかな?と思いそいつのもとに駆け寄ってみた

「こ、これは!」

シルフ耳の長い緑色の髪で最高に可愛い女の子が倒れていた

子供じゃないかまだ!

数分間動かないタヌピスに魔王が

『どしたよタヌピス』

「お前ホントにとんでもないことしたな」

すると魔術師が目を覚ました

「おーい大丈夫か?」

と、タヌピスが言うと魔術師が

「て、敵である私を心配するとはあなたも甘いですね」

と魔術師が周りをみて仰天した

「全員やったんですか?」

「あぁ、楽勝だったよ」

そう言うと魔術師は泣き出した

『あーあ泣かせた』

「いやまて!俺が悪いのか!」

「ち、違うんです、嬉しくて…」

は?とタヌピスは疑問に思った

「私がここで用心棒してたのは私の家も借金を抱えてて、それで…お父さんとお母さんが殺されて…」

そうしてボロボロ泣き崩れた

それをタヌピスは抱きしめた

「大丈夫だ、そんなゴミども全員やっつけたから」

「はい…はい」

『いいやつだなお前は』

「お前とは正反対なだけだ」





数分間泣いてた魔術師はようやく泣き止んでくれた

「あの、お礼をしたいのですが…」

そう言われてタヌピスは考えた

んーどうしようかな

と思って彼女の胸を見てみた

お、大きい…

試しに言ってみた

「胸を揉ませて下さい」

『何言ってんだお前』

「わ、わかりました、ど、どうぞ」

『すげぇ、ものは言ってみるものだな』


まず最初つついてみた

「んっ…」

可愛い反応をされてタヌピスはもう止まることを知らなかった

そうして揉んでみよと思ったらなんと

タヌピスの手からはみ出るくらい大きかった

「やっ…んん…」

「さ、最高だ!」

『あ、1つ能力解放したぞ』

「頼むから空気をよんでくれ」

台無しでした


「こ、これでよかった?」

少し彼女の手があれの方におかれてたけどスルーした

「あぁ、バッチリだありがとな」

「す、すいませんこれくらいしかお礼できなくて」

「これくらいじゃないんだよな」

と言ってタヌピスはそこを後にした







『今回の解放は完全破壊デストロイだ』

「おい、マジか最強の魔法を解放してんじゃねぇか」

『だがお前がこれをフルパワーで使うとぶっ倒れるぞ』

「やっぱり魔力が足りねぇか」

『だけどな、軽い魔法なら消せるぞ』

なるほどなと心の中で魔王と会話していたら

食堂についていた

「あ!お帰りです!それで、どうなりました?」

「あぁ、もう借金は無くしてきたよ」

まぁ物理だけど

「ホントですか!ありがとうございます!」

じゃあこの食事は無料でいいですよ!

と言って出てきたのは

「これは豚丼か」

『この〇丼』

「やめろ」

確かにそれっぽかった




「はぁーうまかったごちそうさん」

「はい!ありがとうございました!」


さて暗くなったし帰るかと思ったら

目の前にアイとマロンがいた

あ、あれは!イチャイチャしてるのでは!?


そうして数秒後には玉が潰されたのさ

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