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バカだけど戦えば強いってどうよ?   作者: 狸之大将
異世界へ行くってどうよ?
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ペンの本気と舞の修行

タヌピスやアイが解散した時舞も実は1人行動してたのである

「私もみんなの足を引っ張らないようにしないと」

そんな思いを胸にこめて舞は1人街を探索しに出かけたのである



舞が来たのは海の方だった

実はぺるしぃが迎えに来る前舞はペンに会っていたのである

「綺麗な所ねここは」

「お?この海が綺麗なのがわかるか?」

舞はいきなり話しかけられて少しびっくりした

「あなたは?」

「ここで人を待ってるのさ」

「そうなんですかどんな人たちなんですか?」

「一言で言えば…そうだな親友かな」

「この世界に友達が?」

「いや、必ず来るであろう俺の親友を待ってるのさ」

ペンは海を眺めながらそう言った

「あの、あなたは強い人ですか?」

そう言うとペンはドン!と胸を叩いてこう言った

「俺はリーダーにも負けねぇ強い力を持ってるぜ」

やけにドヤ顔だった

リーダーと言う点が気になったが舞は気にしないでおいた

「私に戦い方を教えてくれませんか?」

「そりゃいったいなんで?」

舞は真剣な眼差しでこう言った

「見つけたい人がいるのと足を引っ張らないようにしたいから」

「気に入った!」

舞の背中を叩いてペンはそう言った

すごい衝撃が舞を襲った

「なら俺の奥義を見せるしかねぇな」

ペンはどこからともなく槍を出した

黄金の槍だ

「俺もリーダーとぺると同じく前の力を使えないけど!」

水蒼断斬ウォーターカッター!】

「水を操るくらいは容易いもんだな」

すごい…海が割れた…

「君は見たところ剣一本のようだから魔術を覚えるのが一番かな」

「魔術なんて私に使えるんですか?」

おうともとペンは言った

「簡単なので言うと水鉄砲ウォーターショットかな」

「それホントに使えるんですか?」

「火を消すのに便利だよ?」

舞は不安でしかなかった







「ハァ…ハァ…」

ペンは顔をしかめていた

「お前魔力低いんだな」

「だから…私に…使えるかって…」

水鉄砲ウォーターショットはできたが玉は小さく威力も弱かった

うーんと考えた末にペンが出した結論は

「お前これを飲み込んで見ろ」

ペンが出したのはドロップのような飴のようななにかだ

青い色である

「これには頼りなくなかったんだよなぁ」

まぁしゃーないかと言いながらペンが食べるように促した

「まずっ!」

ひどい味だった

まるで魚が腐ったかのような

「ほれ水鉄砲ウォーターショット撃ってみ」


渋々舞は水鉄砲ウォーターショットを撃ってみた

するとどうだろうか

さっきとは比べ物にならない威力と大きさである

「どうして!?」

「これはな水神の力の宝石さ。海を荒らしてたから退治したっけこれのでっかいバージョン落としてな割ってちっちゃくしたやつ」

水神を倒した?

舞はこの男の力を侮っていたかもしれない

しかも力を無くしてるって…

本気を出せばどれほどの

「んじゃ次のステップだなリーダーが得意な魂付属ソウルエンチャントをやるか水バージョンの」

タヌピスが使っていた魂付属ソウルエンチャントそれの水バージョンを教えると言っていた

「イメージとしては刀にまとわりつくような水をイメージするのさこんな感じで」

するとペンの槍に水がまとわりついて竜巻のようになった

「ほれ、やってみ」







やり始めて2時間かそれくらいはたったかな

未だにできない一方である

ペンなんて釣りを始めてる

「ど、どうして…」

「そりゃおめーのイメージが足りないからだ」

そう舞の頭はカッチカチなのである

「どっかの誰かさんみたいにおちゃらけた方がいいのかしら…」

「あー、リーダーもバカだからなぁそういう頭のやつの方がいいかもな」

そういうペンのアドバイス?を聞いてとりあえずタヌピスのようにやってみることにする

「ハッ!俺に勝とうなんざ100年早ええんだよ!」

と、言って舞はタヌピスの真似をし始めた

内心ホントに恥ずかしい

すると

「まとわりつけ!魂付属ソウルエンチャント!」

水が刀にまとわりついて竜巻ができた

成功である

「やった!」

そう気を抜くと水がはじけ飛んだ

「あーあ気を抜くからさ」

しかしお前の友人はそんなに痛いのか

というセリフに

舞はバカなんですよホントにと言った




「さてレッスンはこれが最後だぜ」

水でものを作るんだけど

と言うセリフを邪魔するかのように海の方から何かやって来た

「うーわこのタイミングの悪さと言ったらあいつらホントキモイな」

「何…あれ…」

「あれは新海魚まぁ魚の化物みたいなものさ」

おっ、そうだと言って

「レッスンの最後は俺の戦いを見て覚えてくれや」

水銃創造ウォーターメイク!】

すると水の銃ができた

それにプラスして刀に魂付属ソウルエンチャントをしている

右手に刀左手銃

両手を使っていくバトルスタイルである

「さぁ!行くぜ!」

グオォと鳴き襲いかかってくる魚の群れにペンは突っ込んで行った

水大砲ウォーターバズーカ!】

水鉄砲ウォーターショットよりもはるかに大きく威力もある水の弾がでてきた

「吹っ飛べぇぇえええぇぇえ!!!」

当たった敵は粉々に砕けていた

「くっそ、調子でねーな。やっぱ力なくしてから作るの遅くなったなぁ」

そういいつつも次!と言って突っ込んで行った

と言うか水の上を走っていた

水聖剣ウォーターエクスカリバー!】

すると剣がさらに大きく鋭くなった

「三枚おろしじゃボケェェェェエェェエ!!!」

魚はまっ二つではなく三枚におろされていた

すごい…

舞は見ていてそう思っていた


「ふぃー今日もお仕事終了っと」

「お、お疲れ様です」

おう、ありがと。とペンが言った

「なんか見てて坂本龍馬みたいでした」

坂本龍馬?とペンが聞くと

「銃と刀を持って戦う姿はまるで坂本龍馬みたいでした」

なるほどなとペンは相槌を打った

「おっ、そうだ魚食ってかないか?」

「いえ、大丈夫ですこんなの教えてもらって私お腹いっぱいです」

そうか、残念だな

そうペンは言ったが顔は爽やかな顔をしていた


「今回は本当にありがとうございました!」

「いいさいいさ俺もだったから」

そうですかと、舞が言うと

さようなら!ありがとうございました!

別れを告げて帰って行った背中をペンが見送りながら

「おう!またな!」と言った

あいつとはまた会いそうだからなそんな運命を感じた

「坂本龍馬か…フッ、まったくいい風ぜよ」

「何言ってんだペン」

そしてヒマコレに戻る時であった

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