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お父さんは『勇者』さま  作者: 鴉野 兄貴
『黄金の鷹』と『真銀の隼』
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涙の理由(200文字)

 ねえ。おとうさん。

ひとはどうして涙を流すの。

辛いし、悲しいし、苦しいのにどうして人は生きるの。


 私のお父さんは人間じゃありません。

妖精さんの血を引いていて、幼児にしか見えません。

普段ぽーっとしたり、市場で私と遊んでくれたりします。


「ふぃりあす。ひとがなくのはねぇ。もう一度涙を流すためなんだよぉ~」


 お父さんはそういって、私の頭を撫でると、

ぐずる私を昔のように抱きかかえようとして。


ぺちゃん。潰れました。

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