表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
お父さんは『勇者』さま  作者: 鴉野 兄貴
『黄金の鷹』と『真銀の隼』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

25/125

みずたまり

 みずたまり。

『車輪の王国』の街中ではほとんど見ることができません。

どうしてかって? あの国の道は全部石畳が敷いてあって側溝があってすべての雨水が地面に逃げるという構造をしているからだと父が教えてくれました。

そのため王都中央を横切る川があるにも関わらず最近水害に悩まされたことがないのだそうです。


 でも、水たまりって楽しいですよね。

どうして土が水を逃さないのでしょう。

泥の底がぺったりして水を逃さないのが不思議。

どこからやってきたのかアメンボさんがぴょんぴょん。

お空を映してきらきらきらきら。

おとうさんはせっかくの水たまりにブーツを突っ込んでぴちゃぴちゃ。

もう。靴が汚れるわよ。

どうも父と私とでは水たまりひとつにしても楽しみ方が違うようです。


 水たまりの底に広がる白い白い雲。

見上げると大きな鳥さんが見えました。

人の姿をしているように見えたのは。きっと気のせいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ