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私と店長の他愛もない話。  作者: 仮『どん』
私と店長のニセコイ計画。
16/41

幕間 夕日のオレンジ。

これは、ある街の夕方の話です。


夕日のオレンジが降り注ぐ、街のシンボルは並木道。

沈む夕日に背を向けて、帰路につくのは色んな人達。


仕事を終えたサラリーマンに、下校途中の学生達、夕飯の買い出しに出かける主婦の姿もちらほらと見えます。


ここでは、ここに居る誰しもが、夕日のオレンジに包まれて、その1日を終えるのです。



もしかしたら、この夕日は今日も1日頑張った、街の人達を労っているつもりなのかもしれません。


それなら、今日も1日頑張らなかった人が住まう所に、その光が届かないのも道理ですしね。



そう、それは――


街の喧騒とは一線を画し、薄暗くてひんやりとした、人気(ひとけ)の全くない路地に。


今日も人知れずひっそりと(たたず)む喫茶店。


ほんの少し、少しだけのオレンジ色に包まれたその喫茶店の中では、今日も今日とて例の2人が、他愛もない話をしているのです。



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