これからについて
ガルヴァスは転移用のキャピタルで撤退しクラッドは全ての力を使い果たしてしまいその場で倒れてしまい
「クラッド、クラッド!」
ライはクラッドに何度も呼びかけるがもう息はしていなく返事も無いまま
全員でクラッドの簡単な埋葬をしてカイラたちはあらためてライに問いただしてライも答えるように
「あいつらは黒の霧と言われている奴等なんだ。正直俺も、そしてクラッドもあいつらがなんなのか詳しくは分からない
ただあいつらは俺達に以前こう言ったんだ。
この世界はまもなく滅びると、予言のままに世界は終わってしまうと」
「それを信じてクラッドはそいつらと手を組んでいたってことか。だがあいつらはクラッドを裏切った。あるいは始めからそのつもりだったと」
「そこまでは俺にもわからないさ。ただあいつらの持っていた預言書アーメルベルンツと言っていたな。それは確かに全てが当たっていたんだ
ただ俺達にはそれは読めなかったがそいつらの言ったことは全てが起こったからな」
ライは詳しくこれまでに起こったことを話してカイラたちも半信半疑だったが
「さすがに俺はちょっと疑問に感じるが、ただ少なくとも俺のいた国は予言に書かれてて滅びてしまうからあいつらが滅ぼしたってことか」
「それだけじゃないわ。最近黒い影が多発してるっていろんなところで噂されているみたい」
「それは、あいつらが何かしているんだろうな。あいつらがただ世界を救うためなんて信じられなかった。ただクラッドは受け入れてしまったんだ
だからあいつらと行動を、クラッドのことに従うように見せていたのも俺の一族に近づくためだったんだろうな」
「ライの一族にか?」
「ああ、一族には神武のことなど始まりのことに伝承がいくつもあったからな。それが目当てだったんだろう。
俺はあいつらが信じられないで一族の宝のこれをもって逃げていたんだ。ついでにあいつらのことも調べていたんだ」
ブリューナクとミリオンレイはもともと自分の一族にあったものでそれをあいつらが狙っていたことを知り逃げたことを話して
「あのイルミナスだったな。あれはいったい?」
「イルミナスはあいつらが持っていたものだったんだ。ただそれに妙な力をキャピタルに注いでそうしたらキャピタルはあれに変わってしまったんだ
キャピタルを変えてそしてそれを違うキャピタルと一つにすることで黒い影を纏わせて普通とは違う力になってしまうんだ
ただあれは神武の力なら破壊できるみたいで、俺の持つブリューナクやそのデュランダルも神武だろ?それならどうにかできるんだ
どうしてかはわからないけどな」
ライもイルミナスのことはよくわかっていなくて分かっていることだけを説明していきギーブはそんな情報を書き込みながら自分なりに
色々と解明してみようと、そしてカイラたちは質問を続けて
「このデュランダルも神武だったのか」
「知らなかったのか?この世界に8つしかないと言われている神武の一つだ。まあそれのキャピタルは不明だけどな」
「デュランダルのキャピタル?」
「もともと神武はキャピタル無しで絶大な力を発揮していたみたいだがキャピタルと二つに力を分けたって言われているんだ
神武には普通は神武のキャピタルでないと受け付けないで破壊されてしまうんだ。エアリアルみたいに
ただある程度スキャンして強化されていれば別だがな」
「普通のキャピタルを受け付けないってそういう意味だったんだな。」
色々と説明をしていくうちに最後の質問に
「それであいつらはこれからどうするのかわからないか?俺はあいつらを追う」
カイラは黒い霧のガルヴァスたちを追うことに決めていてライに何か手がかりなどを
「そうだな。予言といわれても正直俺はわからないし、ただ大陸の港町ジュノアになんだったか忘れたがそんな話をクラッドがしていたような」
「ジュノアって確かヴァルミエ王国だったわね。ここからなら結構近いわね」
「エルミーラ、お前も来るつもりなのか?お前は確か帝国の人間だとライは言っていたが、そういえばどうしてここにいるんだ」
「今更それ?私の国も黒い影のことを追っていたのよ。そうしたらこれでしょ。これは一緒に追うしかないでしょ」
エルミーラはカイラと一緒に黒い霧を追うことに決めて
「俺はタイロートのことに今回のことを説明しないといけないからな。このままだとアルザットと戦争になりかねん
アルザットはサブラを襲おうとしていたしそれにあの人形のこともあったからな」
「まあしょうがないな。こちらからも説明しておこう。元はといえば俺の地図解読からだしな」
「ライ。お前はどうするつもりなんだ?カイラたちとジュノアに」
「いや、こっちはこっちでちょっと調べたいこともあるから、解読した地図はおそらく神武に関することことだったはずだ。けど何も無かったってことは何者かが
先に立ち入りそして隠したって事だろうな。黒い霧以外にも神武を狙っているかもしれないしそっちを調べてみたいんだ」
ライは洞窟の事を聞き何か別な誰かが神武を狙っていると思いそちらのほうを調べてみたく別行動をすることに決めて
カイラとエルミーラはジャンたちと別れてジュノアに船で向かうことになった
「そう、クラッドをうまく殺したか。」
「はい、しかしデュランダルは」
「まあいい。どうせまだ、しかしライのブリューナクは、あれはそのままにしておくわけにはいかないな」
ガルヴァスは何者かにカイラたちのことを説明し
「とりあえずは予定通りか、後は他の神武も大体は把握済みだな」
「後は神武のキャピタルも」
「もう少しか、本来あった世界に戻すのは、我々の世界まで」
黒い霧と言われている彼らも何か目論んでいながらカイラたちの動向を泳がせて
カイラもデュランダルを取り戻したことにより後はキャピタルを、そして黒い霧のことを調べるため大陸に戻ることになった
正直ここで第1章みたいなものです。
ゆっくりこれからも少しずつ書いていこうと思っていますので