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剣の騎士  作者: ブレイブホープ
パルミナ諸島
13/16

意地

ガルヴァスの剣がクラッドを貫きそのまま倒れこみ


「なっ、なぜクラッドを。お前はいったい」

「クラッド様は我々にとっても大事なお方でした。しかし最早我々に不要だと言われたからです」

「私もクラッド様のことは気に入っていたんだけど」

「もうそんな命令が下っていたのですか。まあいずれはそうなると思っていましたけどね」


クラッドが倒れこむのをカイラたちはなぜ刺したのか疑問に思ったままそこにラミラが以前に見せたデュアルウェポンを


「まぁあんた達が知っても意味がないことよ。さっさと死になさい」

「このままじゃどうしようもないわ。転移のキャピタルももう無いし」

「ちぃ」「このままじゃ」

「ブリューナクでこいつらを」

「無駄ですよ。もうそんな力は残っていないでしょう」


カイラたちに直撃しようとしていたそこにクラッドが必死に立ち上がりその攻撃を受け止めて上空に受け流すことに成功して

イルミナスをキャピタルに纏わせそのキャピタル自身が意思を持つようにクラッドの拳に纏っていき


「がぁっ、くっ、知っていたさ。こいつらがいつか必ず裏切ることなど、所詮こいつらは」

「おおっとそのくらいにしてもらいましょうか、クラッド様」


シュライカはその言葉をさえぎるように人形兵で襲わせるがクラッドは一撃で全てをなぎ払いシュライカを


「分かっていたといったはずだ。だから俺はこいつをな」

「そ、それは、そのイルミナスまで。ぎゃぁぁっ!!」


クラッドは拳に装着させているイルミナスとは別のを身体に装着させていて黒い影が傷を治していきシュライカに一撃を与え

その一撃でシュライカは吹き飛ばされ起き上がることも無く


「ちぃ、さすがはクラッド様って言ったところね。でも私たちにはもう貴方は必要ないのよ」


ラミラがクラッドに対し攻撃を加えるがあっさりと受け流しラミラの武器を破壊して二つのうちの一つだけになり


「私のクロットブリングとエニアーラがぁ」

「とどめだぁぁっ」

「残念ですが、それはなりません。デュランダルよ」

「デュランダルだと」


ガルヴァスの手にはカイラの持っていたデュランダルを手にしていてその一撃はクラッドの黒い影を、イルミナスを纏っていたキャピタルを砕かれてしまい

そのデュランダルには黒い影が纏っていて


「がはぁっ、あっ、くぅぅぅ」

「クラッドォォォォ!!!」

「まずいわ、あのままじゃ、もう」


ラミラは残ったアルミロスで止めをさそうとしていたがそこにカイラが止めに入り


「これ以上はさせるかよぉ」

「またあんたか、まったくいつもいるけどあんたじゃ何にも出来ないんだよ」


カイラはブレイジングで炎を纏わせるがラミラの細剣アルミロスとエニクーラには及ばないでブレイジングは破壊されてしまって


「ふん、そんなキャピタルなんかじゃ私たちはどうにもならないのよ。武器も神武でないとね」


カイラがラミラと戦っている隙にエルミーラはエアリアルを装着していてデュランダルを持つガルヴァスに攻撃を仕掛けるが

びくともしないままデュランダルで攻撃しようとした瞬間ライがブリューナクでデュランダルに纏っていた黒い影がイルミナスを破壊して

カイラが持っていたときのデュランダルに、ガルヴァスがひるんだ隙にクラッドは最後の力を込めて奪いそれをカイラに


「こいつを使えぇ。がはぁっ」

「クラッド!!」


ジャンとライはクラッドの側に、カイラはデュランダルを受け取り


「いくら武器だけあっても、キャピタル無しで何をするつもり」

「下がれ、ラミラ」


ガルヴァスはラミラに攻撃をやめるように進言するがラミラはそのまま攻撃を仕掛けてカイラも攻撃し

カイラの一撃は黒い影を纏っているアルミロスごと破壊することができ


「だからいった。神武はイルミナスを破壊できることを忘れたのか」

「くっそぉぉ・・私が、私がこんなぁぁ」

「はぁぁっ、デュランダル!!俺とともに!!!」


カイラの一撃でラミラを倒すことに成功してラミラはその場で倒れこみ次はガルヴァスに攻撃をしようと思っていたが

ガルヴァスは自分の本来持つ大剣ドラムニルムを、イルミナスを装着していないキャピタルを


「返してもらうぞ、デュランダルを」

「こいつはもともと俺のだぁ」

「だめだカイラ、イルミナスを装着していない武器には、神武でもキャピタル無しでは」


ライの言葉どおりガルヴァスの一撃にカイラは弾かれてしまいミリオンレイを渡そうとするがガルヴァスが隙を見せず

渡すタイミングが無くてカイラは次々と繰り出されるガルヴァスの攻撃に受けるのがやっとの状態のまま

ジャンのミラージュで一瞬の隙を作りエルミーラが代わりにエアリアルをカイラに渡しカイラは装着するが

デュランダルは拒絶するかのようにエアリアルは粉々に砕かれてしまった


「エアリアルが、どうして」

「残念だったな。もうデュランダルには、その神武には普通のキャピタルは装着できないんだよ」


ガルヴァスは今度こそと止めをさそうとするが、ブリューナクの一撃がガルヴァスを貫いて


「がはぁっ!!・・こ・・これは」


振り向いてみると倒れていたクラッドがライからブリューナクを受け取っていて


「ガルヴァス、俺は、お前達の願いがかなっても、この世界が最終的に救われるならいいと思っていた

 それは今でも間違いだとは思っていない。だがやられっぱなしだけは嫌でね」

「ぐぅぅ、クラッドォォォォ」

「ここまでだ。ガルヴァス」


カイラの攻撃よりガルヴァスはもう限界と思い転移用のキャピタルでラミラ、シュライカを一緒に転移してしまい

その場から消えてしまった

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