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2020年6月28日③ 捧げもの
こんな夢を見た。
この時の私は高校生くらいだった。
友人の女の子がいなくなった。
学校で、ハリーポッターに出てきた秘密の部屋みたいなところに私と友人は二人で迷い込んだ。なぜかそこは腰くらいまで水が溜まっていて、友人はそこでいなくなった。あっちに行けば良さそうと、一人そちらへ行ってしまい、いなくなった。
彼女がいなくなってから、彼女のお父さんが私の住まう屋敷ににやってきた。彼女を見つけて欲しいと、仕事の依頼だった。
私は代々オカルト系の仕事をしている家の一人娘だった。
友人のお父さんを座敷にあげ、頭を下げるお父さんに近づいて尋ねる。
彼女には兄か姉がいませんか、と。
友人は一人っ子ということになっていた。だが、なにかが私のなかでひっかかってた。
その為の質問だった。
彼女のお父さんは驚いた顔でわたしをみて、教えてくれた。
代々、最初の子供を捧げなくてはならないのだと。
これだ、と思った。
彼女は、捧げられた人たちか、捧げ物を受けている何かに連れられたのだと。
そこで目が覚めた。
夢の中の私は、友人を取り戻す自信があったようだ。きっと友人は無事に取り戻せただろう。




