6/85
2024年6月15日 訃報
今回、とても短いです。
こんな夢を見た。
私はその時、誰かの訃報を受けていた。おそらくは家族。家には私一人。報せてくれたのは病院の職員さんだったと思う。
もう長くないことは分かっていた。覚悟するように言われていたから。
しかし、予定された日は過ぎていた。本来くるタイミングでは来なかったので、油断していた。
少し希望を抱いていたところに来た訃報だった。
報せを受けた私は一瞬呆けて、号泣した。
身も世もなく、全身全霊で泣いた。
そこで目が覚めた。
ひどく寂しい目覚めだった。