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2022年2月14日 封印

 こんな夢を見た。




 友人宅に代々伝わる妖怪の一部があるとの事で、見せて貰った。


 手のひらに収まるくらいの木の箱にそれは入っていた。


 木箱の蓋に封印がされていたけど剥がれていて、中には鳥の翼のようなものが納められていた。


 箱を見せられた時点でヤバいと感じていた。中を見て確信した。



 本物だ。



 友達を説き伏せて、知り合いの能力者に再度封印して貰うことにした。知り合いに封印して貰えるまで、ひとまず私が封印を施した。


 苦手な毛筆で呪力を込めて半紙に「禁足」と記し、箱の蓋に貼る。

 それが私に施せる精一杯。


 早く知り合いの能力者に託したい。


 手に余る代物を前にぐったりしながら心の底からそう思った。




 そこで目か覚めた。


 この日の日記には、テレビで妖怪ランキングを観たと書かれていた。

 間違いなくその影響だ。

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