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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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その手に握るのは【幸せ】【子ども】【大人】

得ようとして


手を伸ばし


何もつかめず


おろした手


考えなしに


体を伸ばして


ぐーっと反らした背の


延長線上に


ゆるく握っていた


その手のひらには


宿っていたんだ


何が なにが


幸せが


それは子どもの頃のくせ


子どもの時分って


何も考えずに眠っていたら


手はひとりでに


ゆるく握られる


その手の中には


何があるかと言うと


幸せがあるんだって


家族が言ってたよ


でも


大人になったら


握らなくなるんだってさ


子どものうちは


生きてるだけで


幸せを呼べる


大人になったら


本当は


子どもの幸せを守るために


生きれたら


格好いいよね


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