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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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エメラルドの向こう側【現代】【空想】

エメラルド


萌える草木の色


『安定』という石言葉が


その緑色によく似合う


透明な宝石


陽に透かしたら


向こう側には何が映る?


ちらちら動く小鬼


ソファは玉座に変わって


それにどっかりと腰かけた


立派なねじれ角の悪魔が


こちらを見据えて


にやりと笑う


目線が合ったらどうするの?


慌てて


それを覗くのをやめて


おろした石を握り込む


見られたかな


気付かれてないよね


玉座になってたリビングのソファ


恐る恐る座ってみると


いつも通りの


ふかふかな感触が


お出迎え


あの悪魔が座ってた椅子は


硬そうだったけど


お尻が痛くなったりしないのだろうか


もし機会があれば


クッションを差し入れしてあげよう


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