表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

903/938

青い星、もひとつ【幻想】【にわかSF】

NとS


磁石の端と端


近付ければ それは


瞬く間に


その距離を縮めて


触れ合い


重ね合って


強く強く くっつき合う


引き離そうとしても


その断絶には


かなりのパワー


エネルギーを


必要とするんだ


けれど


それ以上に


強力な力を


持ってすれば


切り離すのは


いともたやすいこと


ああ それはまるで


恋のようだね


地球にも


N極と


S極がある


もうひとつ地球があったなら


星同士は


くっ付いていたのかなぁ


くるくると


自転 公転


回転しても


ずっと重なり合ったまま


仲良く想いを重ね合う


何だか


住んでる生き物にとっては


割と大変な環境になりそうだよ


絶妙なバランスの上に成り立つ


あやふやな子午線


北東と南西を結ぶ黄道


星たちよ 呼びかけに応えて


さあ 日が沈む


頭上には


月より大きな


青い星


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
磁石も地球も星も、そして恋も引力があって…深いですね。もしもう一つ同じ青い星があったら、夜空を眺める楽しみがまた一つ増えそうですね。 幻想的で、「もひとつ」も好きです。読ませていただき、ありがとうご…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ