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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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道をゆく【夢追い】【励まし】【旅路】

まだ道半ばだけど


いや だからこそ


楽しんでいこうよ


立ち止まって見上げる青空は


言葉にできないほど


喜びに満ちていて


降り注ぐ陽射しが


前へ進む力をくれる


ほら 笑って


また一歩 踏み出せば


また少しだけ 景色が変わる


まだ道半ばだけど


いや だからこそ


楽しんでいこうよ


涙雨に雨宿り


大きな木の下に


みんな集まって


虎や狼 熊なども


戦意喪失


大人しく毛皮の乾くのを待ってる


反対方向へ向かう旅人さんと


袖振り合うも多生の縁


これまでに見てきたものや


目的地の話


どうしてそこを目指しているのか


あれやこれや


語らう間に時は過ぎて


やがて上がる雨


雲間からさす光を合図に


別れて手を振り合った


「行けると良いな」


「なんの 行ってみせるさ」


道は一歩道


根気は要るが


迷いはしない


踏破したら見えてくる


新しい地平を求めて


無聊(ぶりょう)を嫌う旅人は


今日も似たような道を


新しい気持ちで歩む


まだ道半ばだけど


いや だからこそ


楽しんでいこうよ


この道は


続いている


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― 新着の感想 ―
大きな夢ほど、その道は遥かかも知れないですが、だからこそ進む一歩一歩やそこにある景色、涙雨の雨宿りでの出会いも、大切にしたいですね。 道半ばだからこそ、楽しんで。詩のメッセージが、心に響きました。あ…
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