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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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綺麗なうちは【励まし】【反面教師】【ひねくれ】

浮き輪ひとつで沖へ出た


怖いもの知らずのあの頃は


見るもの


やること


みんな生まれて初めてで


どこまでも


いつまでも


輝いていた


慌てたのは大人たちでさ


波に引き寄せられて


どんどん砂浜から離れていく


俺を見つけて


血相変えて追ってきたって


家族一同のみならず


親類縁者の語りぐさになった


今となっちゃ


何の面白みもない


平々凡々な日々


大抵のことは経験済みで


目新しいことなんてない


いや


むしろ避けるようになった


何事もなく生きていくのが


ちょうど良い


つまらない大人になっちまった


だからさ


よく言うんだ


「お前らは


 俺みたいにはなるなよ」


ってな


夢を追っかけてる


その横顔が


綺麗なうちはよ


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