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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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翼を探しに【夢追い】【心象風景】【ライバル過多】

上を見れば


もう潜り込む余地もないほど


空は人で埋もれてた


──夢を叶えたやつは


その背に翼を生やして


空を飛ぶんだ


それ自体はいいことさ


ようやく叶えた夢だ


よくよく味わってくれよ


けどさ


多すぎなんだよ


あほか


ただでさえうらやましいのに


その上


大勢いすぎってのは


どういう了見だ


自分の翼をつかみ取るために


空へ向かって呼びかけたいのに


お前らの翼が空を覆い隠していて


こっちはつかむどころか


目視もできねえよ


くそ


見えなくても


この手ぇつっこんで


360度を探るくらいの


余裕はあるはずだ


よし


行こうぜ同朋


自分の翼は


自分にしか見分けられない


探し出そうぜ


ここから


空も飛べるように

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― 新着の感想 ―
空を覆い尽くす翼。なんかディストピアをイメージしてしまった。 翼が邪魔で空が見えないなら、ロケットエンジンでぶっ飛んで成層圏まで舞い上がる。 そんな勢いでぶっとびかましましょう。
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