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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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浮かんでいたい【現代】【日常】【のんびり】

浮いていたいのです


ぷかぷか


ぷかぷか


漂って


波間の揺らぎに


身を任せ


夏の陽射しに


身を焦がし


やがてどこかへ


打ちあげられるまで


何もせずに


浮かんでいたいのです


けれども


知っています


実は


ずっと浮かんでいるのも


割と体力を使うのだということを


それでも浮いていたいです


たとえば海の中で


背中に魚たちを感じながら


潮の流れに乗ってみる


沖に出てしまうとか


危ないとかも


そういうの何も考えずに


どこまでも


漂っていきたいのです


逃避じゃないから


戻ってきますよ


ただ


ふとした瞬間に


憧れが


わきたつだけ


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― 新着の感想 ―
ぷかぷかと、時には波間のゆらぎに身を任せていたいですね。 『逃避じゃないから 戻ってきますよ』の言葉が印象的です。ひととき心は漂って、そしてまた前を向いていけたらいいですね。休息も時には必要で、英気…
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