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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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片想いの夜【恋愛】【片想い】【眠れない夜】

愛おしく


狂おしく


逢えてしまえば


もう二度と


知らなかった頃には戻れないのだ


思えば


気楽な日々を過ごしていたものだと


今更ながら


気付く


出逢う前は


こんなにも


眠れぬ夜に身を焦がすこともなく


晴れた空に面影を重ねることもなく


平穏な日々に身を浸して


健康的だけれども


味気ない日々


出逢ってしまった現在(いま)


人ごみに愛を探して


喧騒に恋を探って


もう一度


ただ一度だけ


それを願って()と日をめぐる


今ごろ


どこで


何をしているのだろう


せめて


同じ空を


同じ想いで


見上げてくれていれば


そんな途方もない願望に浸りながら


今夜も眠れぬまま


時を過ごすんだ


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