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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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生きている【励まし】【前進】【道】【自分に勝つ】

いつからだったか


もう覚えていない


ただ自分は


この道の上


ずっと歩いて


近付くことのない


はるかな地平を


じっと見つめていた


すべてが動いている


この世界で


進まなければ


流される


後ろへ後ろへと


だから何も考えられずに


ただただ歩き続けるしかなかった


どうした?


どうしたかった?


ただ勝ちたかった


それだけ


他の何かじゃなくて


自分の弱さに勝ちたかったよ


内面を掘り返しても


出てくるものは


臆病風に吹かれた我が身


それに嫌気はさしたけど


深く深く内省すれば


それだけじゃなかったことにも気付いて


少しだけ心が


あたたかくなった


うん


誰にだってあるよね


世界中のすべてから


はねつけられそうな欠点も


どんなに抑えつけられても


むくむく湧いてくる希望も


きっと大丈夫


自分たちは


今を確かに


生きている


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