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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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ドラゴンの寝床で【幻想】【異世界】【異種族交流】

案外なんとかなるもんだ


夢にまで見た


ここはファンタジー100%の世界


見渡す限り緑の平原


遠くに少しだけ見える背の低い山


高層ビルのない世界


夢だけで良かったのに


ぼくは今


ドラゴンの寝床に連れ込まれて


生まれたばかりの赤ちゃんドラゴンの


世話を手伝わされているところ


屋根がないのは落ち着かないけど


星がきれいなのは良いね


生まれてすぐのドラゴンは


自分が割って出てきた


卵の殻を食べるそうだ


ぼくは卵の殻を


赤ちゃんにも食べやすい大きさに割って


その口元に差し出している


これ


殻が無くなったら


次はぼくとか言わないよね……?


でも


親ドラゴンとは


そこそこ仲良くなれた気がしてるんだ


だから


たぶん


大丈夫


だよね?


案外なんとかなるもんだ


外から帰ってきたドラゴンが


ぼくの分の食事も


運んできてくれた

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