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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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憧れの未来へと【前向き】【努力】

憧れの未来へと


ひたりと視線を据え置いて


いつからだって始められる


いつまでだって追っていける


遅すぎることなんてない


そんな未来を選び取った


それでも現実は厳しくて


『未来』から


どんどん送り込まれてくる『今日』は


私を追い立てるだけ追い立てて


自分はのんびり涼しい顔をしてる


それでも負けないと決めたから


私を削っていく時間に対抗して


ひとつひとつを大切に刻む


必ず報われる日がくるから


そう


たとえそれが


命尽きた後でも


構わないんだ


ねえ 知ってる?


あんたの


いま見ている夢は


一生のうち一番最後に見るのが


ちょうど良い夢なんだって


うん


よし!


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