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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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終わりますように【反戦】【シリアス】

あくなき闘いの記録


どこまでも続く泥沼を


かきわけて


かきわけて


どこに行こうと言うのだろう


なにをしようとするのだろう


勝っては


負けてを


繰り返し


その度に付く名目は


報復戦争


相次ぐ復讐の果ての果て


もはや無意味と成り果てた


砲弾の大小が


虚しく転がる地面の下で


どちらが埋めたかも分からない


あまたの地雷が


かつては豊かな畑だった土地を


今は孤独に泣かせている


もう疲れたけれど


いまさら引き返せない


もうやめにしようよ


つぐないなんて要らない


お互いに血を流しすぎたから


そう言ってくれるの


待ってるんでしょ


そういう気分に


同時になれるまで


終われない


もうどれほど経ったか


覚えていない


ただ


たったのひとりでも多くの人を


助けてほしい


そのために


たったの1秒でも早く


その戦が終わりますように


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