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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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いつかあの花畑に

陽の光に包まれた


がれきの山に埋もれて


昼間のほうが


安心して眠れる世界で


花畑にいる夢をみる


毎日見ているあの夢は


自分に何かを


伝えようとしているのだろうか


古い写真の山をあさって


もしも同じ風景を見つけたら


きっと見に行こうと


そう思っているんだ


夜行性の化け物どもと


夜通しやり合った後で


それこそ死んだように眠ってる


自分たちの夢は繋がって


みんなで同じ花畑にいる


「どうせなら


 こんな場所で眠りたいのにね」


本体は


がれきの山に埋もれて


寝起きともなると


体じゅうがばりばりだからね


いつかは


あの花畑に行こうよ


みんなで


こら化け物ども


一緒に来たいのかよ


花を踏みしめて


散らさないって約束できるなら


着いてきてもいいぞ


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