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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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外に出す【脳内より】【忘れられるもの】

大切なものは


いつも心の中にしまってある


いつでも取り出せて


誰にも壊されないところ


ねえ でも


それは本当に安全なところ?


若いうちは


たくさんの経路がつながってて


いつでも最短で取り出せるけど


歳をとって


そう シナプスが減ってきたら


存在していることさえ忘れてしまって


頭がつながないまま


他の誰も知らない保管庫で


いくら輝いていても


日の目を見ることはない


だから出さなくちゃ


大切なことだから


たとえ


たったのひとりにしか


届かなかったとしても


さあ


その声を張れ

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