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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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713/964

今度の目的地ってエンドレス豪雨?

見渡す限り


若緑色の 草の波


雲ひとつない 抜ける空


どこまでも交わらない 空と大地


──そう思って


周囲をぐるっと見回したら


違うものを見つけた


それは円柱状の豪雨


はるか彼方の空から


その真下の地面へと


水煙を上げて


怒涛のごとく


流れ落ちていく


──何だあれ


雲があるようにも見えないのに


そこだけゲリラ豪雨


「あそこが気になるか?」


肩に乗せてる生き物から


耳元に問いかけられて


うん


うなずいた


「それじゃ次の目的地はあそこだな!」


──ええ!


そんな簡単に!


濡れるの嫌だなと思ったけれど


順番が前後するだけで


いつかは必ず通る道だと教えられ


自分は首を縦に振った


支度しなきゃな


レインコートとか?


いやその前に何はともあれ傘か!


そうと決まれば善は急げ


街世界に戻って装備を整えるよ!


くるりとその場で回ると


一人と一匹は


その姿を消した


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