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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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712/964

帰宅の電車の中で

かかか


と音がした


お向かいの空いた席に


二人連れの片方が


ちょこんと座る姿が愛らしい


持ち主のサイズの割に


大きい荷物


お連れさんは


ゆっくりした動作で


彼女の隣に腰かけた


女の子の荷物が既にだいぶ大きいが


隣の席の青年の荷物がまた


それに輪をかけて大きい


どこにお出かけなんだろう


二人の関係性は?


疑問は深まる


ぱっと見は彼氏彼女というよりは


兄妹みたいな感じだ


でもよくよく顔を見ると


女の子のほうはずいぶんと


ばっちりメイクだったりする


ああ


大人の顔立ちだ


分からないものだね


二人は一駅だけ乗ってから


また


かかか


と荷物を鳴らして


車両から降りていったよ


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