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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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心だけは春

まっすぐに


瞳の奥まで差し込む


朝の陽の光は


淡い金色


どこまでも澄んでいて


この身体に


注げば注ぐほど


真新しく清められていく


ふり仰げば


電線を彩る


小鳥たちが


一日の始まりを告げて


さえずる声が


昨日と同じようでいて


毎日違うその歌を


楽しげに奏でている


空は青


低い位置に


わずかにたなびく白灰色の雲が


昨日の雨の名残なら


今朝は


動きをもたらす


風の強さを浴びて


どこへでも行けそうな気分


今はまだ


吹く風は木枯らしだけど


早く


春一番が


吹くといいね


そう


どんなに寒くても


心だけは


春のぬくもりを


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― 新着の感想 ―
朝の金色の陽の光を浴びて、清々しい気持ちがとても伝わってきました。空は青。彼方にたなびく、白い雲。こちらの朝も、そうした感じです。 心にあるぬくもりを感じつつ、今日も一日頑張っていきたいですね。あり…
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