表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

669/966

傘は紫陽花色

雨の日は


うつむいてしまうね


頭にはねる


雨粒の感触に急かされて


ぽん



広げた雨傘は


紫陽花色


雨の日のお出かけが


ちょっと楽しくなるように


紫陽花が好きな母さんが


ひとめぼれして買った傘


使い勝手が良くて


ふたりで共有して使ってる


水色と藤色のグラデーション


やわらかな色合いに


ほっとする


雨が傘を叩く音さえ


今日は穏やかに聞こえるよ


まだ水たまりができるほどには


雨も本降りじゃなくて


寒いのは玉にきずだけど


ほどよいおしめりって感じ


ああ



雨が上がった


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
紫陽花色の雨傘、素敵ですね。 淡いグラデーション、やわらかな色合い。彩りを想い浮かべながら読ませていただきました。 ラストも好きです。雨のときにも、心に潤いをくれるような詩ですね。ありがとうございま…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ