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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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好きバレ回避が至上命題

いかん


周囲への好きバレだけは


なんとしても避けねばならん


できれば卒業するまで


それがダメなら


せめて告白が成功するまでの間


絶対に知られてはいかんのだ


他の女子に知られたら


あの子はからかわれるかもしれない


ただでさえ引っ込み思案な


彼女のことだ


俺との仲がウワサになったりしたら


それだけでもう


俺から距離を取ろうとするだろう


圧倒的に逃げて逃げて


二人きりになるのを全力で回避する


ああ


その忌まわしき光景が


目に見えるようだ


くそぅ


男どもに知られたら


競争相手が増えてしまう危険性がある


彼女の可愛いところ


見た目も中身も本当は一級品


大人しくて地味な彼女からは


なかなか垣間見えないその長所


知っているのは俺だけでいいのだ


そう


俺だけのための


最高の彼女になってくれ


他のやつなんて


見させない


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