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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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冬は窓を開けたくないけど

青い空を映した窓ガラスに


反対側の窓ガラスから覗く青空が


薄く映り込む


青に青を重ねて


青が濃くなるのかなぁと思っていたら


光が重なった結果なのかな


そこでは白さが増して


この目に映った


ああ


これがもし夏の初めのころだったら


窓なんか全開にして


通り抜けていく風の爽やかさに


心を乗せて


どこまでも


はるか遠くの景色


まだ見も知らぬ場所の風景を


心の中だけで思い描いて


空想に遊んだりするんだ


今は冬だから


ぴったりしまった窓を


換気のために時々開けて


どこまでも現実的


来年になったら


こたつを出そう


雑魚寝しないように


気を付けなくちゃね


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― 新着の感想 ―
窓ガラス越しの青空に、反対側の青空が映りこむ、貴重な瞬間ですね。青に青を重ねて、白になる、その光景を想い浮かべました。 冬は窓を閉めたままだから、よけいに外に想いを馳せたくなりますね。 今日は仕事…
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