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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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星たちの光

遠く


はるか遠くから


星々は光を届ける


この地球にいる


人たちの瞳に


それはとてもささやかな光で


地上に満ちる人工の明かりに


いとも簡単に消えてしまうような


力の弱い光たちなのだ


けれど


確かに光っている


自分の力で


それがどれほどすごいことか


知っているのだろうか


あの星たちは


太陽系で自ら光る力を持っているのは


太陽だけなのだ


あとは陽の光に照らされて


くるくる回るだけ


それだけでも


金星や火星は


充分に明るく光るけれど


月も輝くけれど


他を頼まない星屑たちの


誇らしげな薄明かりに


触れた夜のことは


決して忘れない


目立たない星たちは


飽くことなく燃えている


今日も


それを見上げる人たちも


きらめいている


明く


自分の力で


確かに光っている


それがどれほどすごいことか


知っているのだろうか


あの人たちは


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