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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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大きい夢を

たくさん頑張ったら


頑張った分だけ


大きい夢を見る


大きければ大きいほど


ちょっとやそっとの刺激じゃ


破れない夢になる


そう簡単にぺしゃんこになったりしない


目指すゴールは遠くても


大きいから見失わないでいられる


でも遠いね


いつまで頑張ったら


たどり着くんだろう


振り返ってみると


そんなに進んでいないような気がして


安心と失意とが


ないまぜになる


片方は


頑張っているつもりなのに


頑張れていない失望感


一方で


まだ進めていないだけ


進めさえすればたどり着けるという安堵感


大丈夫だよ


まだ進めていないだけ


まだあきらめないでいられる


その夢はまだ


しぼんでいないから


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