表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

512/968

団子屋さん

焦げたお団子


しょうゆ色


美味しそうで


3人分6本買って


店を出た


焦げたお団子


しょうゆ色


プラスチックのケースに入って


美味しさを守られている


次の日のおやつの時間に


2人で味わった



味がない


しょうゆの香りもしないし


味も


甘味も辛味もない


やわらかいのだけは


良いなと思ったけれど


これでは……



2人で残念そうに


眉をしかめる


本当は3人目にも


2本あげようと思っていたのだが


食べ物にうるさい3人目には


これはあげない方がいいなと


2人で残りの2本も食べた


ぜいたくは言えないけど


あの団子は


残念だったな


でも


同じ店の


おはぎは美味しかったんだ


どんまいお店の人


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] お団子、味が薄かったのか、何かの手違いでしょうか…そういう時もありますよね。残念さがとても伝わってきました。 でもおはぎは美味しいお店なのですね。ラスト一行に優しさを感じます。ありがとう…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ