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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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緑のカーテン

あんなにたくさんあった夏休み


もう半分終わってしまった


長い休みが取れない人は


山ほどいるわけだから


わがままは言えないって


分かっているけど


ああ


あと1ヶ月くらい


あったら良いのになー


明日にはもう


故郷を離れて


自宅に帰るんだ


美味しい空気も


清らかな水も


涼しい風も


全部ぜんぶ置いて


正反対の都会の生活へと


戻ることになる


まあ良いさ


長いこといたら


それはそれで


田舎の不便さが出てくるものだ


今くらいで帰宅するのが


きっとちょうど良い


緑のカーテンにさえぎられて


やわらかになった日光が


床に落とす影を見ながら


自分に言い聞かせるように


ひとつうなずいた


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