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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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人より早い夏休み

足の裏が何やら


むぞむぞするんだ


単調な3日間が


最後に運んできた


残念 無念 心残り


とんでもないことに


意味もない


一番奥歯にできた


虫歯が痛いんだ


充実した3連休を


ラストで台無しにした


痛み 治療 開始


せっかくのお楽しみを


つまらなさそうに過ごす


自分はまだ


してないことばかり多すぎる


それでも


作りかけで終わらなかったプラモの


開けただけでもマシだった


箱なんか見つめて


ちょっと笑う


人より早めにやってきた夏休み


明日からはもう


通常業務だけど


なんかいいことあるかなあなんて


ランナーを片付けながら


思ったりするよ


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