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砂丘の砂時計
水平線は毎日のように見ていたから
地平線への憧れが強い子ども時代だった
初期の頃は
「平ら」というより
「他に何もない」という
イメージが強くて
狙っていたのは
鳥取砂丘だ
砂以外は何もない
アフリカにありそうな
砂の国
見に行きたくて
ついでに
砂丘の砂を使った砂時計が欲しくて
家族旅行に連れて行ってもらったっけ
思ったより砂が固かった印象がある
10分だったか1時間だったか
大きい砂時計を買って
引っ越しの時にていねいに梱包して
そのまま出してない
あれどこに仕舞ったかな
見つけたら
棚に飾ろう




