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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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ほどよいのがいい

ほどよいのがいい


湿度も


高いと蒸し暑いけど


低すぎると


咳が止まらなかったり


お肌が傷んだりしそうだと思う


ほどよいのがいい


気温も


高いと熱中症とか怖いけど


低すぎると


動きたくなくなったり


凍えて生死の境をさまよったりしそうだと思う


ほどよいのがいい


涙の量も


多いと生きて行くのがつらいけど


少なすぎると


乾いた心に何も響かなくなったり


頑なになって寂しさにひび割れたりしそうだと思う


ほどよいのがいい


夢の大きさは


大きければ大きいほど


ほどよいと思う


少しくらい破けてもへっちゃらなの


どこまでもふくらんで飛んでいく


長い目で見られるものがいい


たくさんの夢を集めて


飛べるくらいふくらんで


それくらいが


ほどよいと思う

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― 新着の感想 ―
[良い点] ほどよい湿度、気温、それに涙と夢が続いていくところが、とても心に残りました。涙には、嬉し涙や感動の涙もあり、それが心の潤いになることもありますよね。 そして、夢。夢は、大きければ大きいほ…
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