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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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飛び込まない

電車がホームに入ってくる時


じっと見つめていると


ふと


飛び込みたくなることがある


別に


何か嫌なことがあったわけじゃないし


ここから逃げ出したいとか


そんなこと思ってるわけじゃないけど


なんでだろう


あの電車が近付いてくる


それだけで


ぽん



行ってしまいたくなるんだ


痛いだろうから止めようとは思わない


だって


死んだら痛くないはずだから


でも


あの電車を止めたら


すごい負債が


遺された家族に


のしかかると聞いている


それだとだめだなぁ


途端に冷静になって


乗り込んできた電車


何事もなかったように


足を踏み入れるんだ

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