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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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159/1004

マスク

すっかり冷えた両の手を


火照る両の頬にあてる


冷やされて目が覚めるのと


温められてほっと安心するのとが


同時にやってきた


今日はうっかりセレクト


袖がほぼない服で来た


涼し過ぎる室内で


それでも温かい頬は


マスクによるもの


不織布をガーゼで覆った


そのマスクは


夏には汗を吸い取って


冬には重ね着の温もりで


オールシーズン人気もの


もちろん


エアコンが効き過ぎた室内でも


人気ものですから


すぐに擦り切れちゃうんだ


それだけ困りもの


なるべく丁寧に使うからね


なでなでしながら


つぶやいた


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