表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/931

水の滴る音がする【不思議】【現代】

水の滴る音がする


それをじっと聞いていた


ぽとり


ぽとん


雨は降っていないから


雨漏りじゃない


何の音だろう


上から下へ


何かが落ちてくる


その音を


目を瞑って


じっと聞いていた


不規則なメロディ


断続的なテンポ


発生源を探そうとすると


聞こえなくなる謎の音


理由が分かれば


落ち着くのだけど


ちょいと気になる


かすかな音階


ぽたり


ぱたん


何の音だろう


放っておいて良いのかな


ミステリーとかだと


こういう時


滴ってるのは


血なんだ


まあ


さすがにそれはないとしても


少し気になる


でも


気にしすぎないのが


良いんだろうとも


思う


ぽとり


ぱたん


何の音?


今日も何事もなく


音だけが聞こえて


時は過ぎる

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ