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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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1116/1124

潜伏地にて【ワンシーン】【頭脳戦】

けけけ


笑い声


ちょっと不吉な


その声は


にたりと吊り上がった口角の


その隙間から漏れたもの


ぞわりと背筋を駆け抜けて


肩を震わす


その悪寒


それは


勘違いや


気の迷いだったら


どんなにか


心穏やかだっただろう


実際には


偵察隊の魔物が


隠れていた自分を


見出した際の


勝利を確信した


含み笑いの声だった


「あれ捕まえて


 報告させなきゃ


 いいんじゃね?」


連れが簡単そうに言うが


そんな簡単な話でもない


ああいう偵察隊は


定期的に報告を行うものだ


いつもと同じ時間に報告がなければ


中枢はそれを怪しむだろう


「あたしが捕まえる! 手を出さないで!」


そこであえて捕獲に失敗して


偵察隊を逃がした自分は


今のうちにと潜伏場所を変えることを提案し


候補地から最良の地点をセレクトして


そそくさと危険区域を後にした


それは


本当の意味での


安全地帯なんて


どこにもなかったころのお話


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