表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

11/936

どこかへ行ってしまいたい【逃避】【遥か遠く】【憧れ】

どこかへ行ってしまいたい


どこかは


ここじゃなければ


どこでもいいのさ


けどそうだね


強いて言えば


ぼくを知っている人が


ひとりもいない


そんなところへ行きたいな


そして


冒険を始めるんだ


平穏な代わりに


退屈すぎる日常に


別れを告げて


新しい自分になって


どきどきハラハラな日々に


身を浸していたいよ


こんな田舎の地元じゃ


五分も歩けば


知ってる人に出会う


どこそこさんちの


なになに君


どこに行くんだい


まるまる君は一緒じゃないんだね


核心を突かないでくれよ


あいつは最近


彼女ができたんで


付き合い悪いんだ


だからぼくは


何か面白いことを探してる


この町には


無いんじゃないかと思うんだ


だからぼくは


どこかへ行ってしまいたい


隣町じゃまだ近い


隣の県でもまだ足りない


圏を超えて遥か遠く


まるで家出みたいに飛び出して


いつかは


そんな旅に出る


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ