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詩集・日ごとにひとひら  作者: 夜朝


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1010/1112

花火【現代】【平凡】

火薬の匂い


花火の香り


うん


嫌いじゃない


お香の芳しさはないけれど


熱くほてって


弾ける時の


潔さ


ぱちぱち


夏の風物詩だけど


冬でも時々


したくなる


手持ち花火


打ち上げもいいけど


いっとう好きなのは


線香花火だ


ぱちぱち


ちりちり


進むごとに


景色が変わる


松葉だか


牡丹だか


知らないけれど


玉が落ちないように


震えそうになる手を


そっと押さえて


ねえ


最後まで燃えてよ


ちりちり


ぱちぱち


弾ける火花


夜の闇を焦がす


火の花は


大輪じゃなくていい


かぼそい光は


星のように


手元を


ちかちか


照らして


消えた


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― 新着の感想 ―
花火は夏のイメージが強いですが、冬の花火もいいですね。大輪ではなく、星のような光、という表現にぐっときました。 儚さの中に、感慨深さがありますね。読ませていただき、ありがとうございます。
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