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オーガなんて

やれるのかい?やれないのかい?

どっちなんだい?


や~る~

姫の名はアナスタシアという。はいパンツをみせて頂きありがとうございます。侍女はリッセとエレン。生き残った戦士は、うん聞かなくていいです。男に興味はないし、実際覚えた3人の女の子も接する機会はもうないので数日後には忘れるだろう。道中、話をしながら歩く。

俺はギャン。冒険者ギルドにも所属していない。登録料ももったいない。なので、狩人も自称。本職は無職、仕事はしてるけど、地位的に無職。冒険者ギルドにも登録をと言われるが、銀貨1枚と言われて、受付の栗鼠人族の小柄の女の子に、

「そんな金があったら、花街にでも繰り出すわ!」

と女の子の胸を揉む。ゴメン栗鼠ちゃん。ギルド支店長が目茶苦茶怒り人の事、バシバシ叩くので、倍返しで、ぶん殴ったら騒ぎになって逃げた。ゴメン支店長、女の子みたいけど思わずやっちゃいマスタ。冒険者には2度となれないな。


町まではあと少しというところで、オーガに遭遇。4匹のオークを従えている。はあぁ。これは本当に卵の影響かもな。女性達は後ろに下がって、・・・おいっ、なんでそこで転ぶ!エッセさん!

オークは戦士達にまかせ、俺はオーガと対峙する。ぶっとい棍棒を持ち面倒な相手だ。

左足を前に右足をゆっくり45度に曲げ右手は拳を握り、左の掌を相手に向ける。左の掌を回転させ自分の方にちょいちょいと招く。「こいよ、糞野郎。」と挑発する。まあ言葉は通じないが挑発しているのはわかるだろう。

棍棒をオーガは左手に棍棒を持ち替えて左上段から振り下ろす攻撃。ホント魔物って基本人より大きいから振り下ろす攻撃になるのだけど、こうもワンパターンだと張り合いがない。ギャンは右足で地面を蹴るように前に踏み出す。オーガの横に並ぶ体制になるがオーガに背中を見せる。その背中をオーガに当てる、【貼山靠】。一歩、オーガが後退するが、左足で踏ん張る。その瞬間、ギャンは左足で地面を蹴りオーガの右足外側に左足を添える。ギャンはさらに左膝をクイッとオーガの右足に当て、オーガはバランスを崩し右手を地面につく。それを見越したかのように、左拳を、地を這うような軌道でオーガの顔面に拳を当てる。若干オーガの頭が浮く、さらに上から叩きつけるように右拳を当て、オーガは地面に激突。追い打ちに右足で顔面を1回、2回、3回と踏みつける。オーガは踏まれながらも右手でギャンの軸足の左足を掴む。「あー。悪手だぞ。それ。この場面は棍棒で殴りに行く方だぞ、普通。」

ギャンは掴まれた左足後ろに下げるように、そして右足を地面に落とすように膝を折る。自然落下で右足に全体重をのせて、オーガの右手にのる。グキッという音と共にオーガの右腕を粉砕した。

「グギャー!」

という声?をあげ左手で右腕を押さえるオーガ。

「うん、もう一本貰っとくわ」左腕を上にして、くの字に横たわるオーガの左腕を持ち、後ろに反り返るギャン。そのまま後ろに体を落としオーガの左肩を外す。

口から泡を吹くオーガ。足を縄でしばり生け捕りにする。


他の戦士達はと見るとオークに苦戦している。おいっ!どうした?1人オーク2匹って厳しいの?少し力をこめる様にし、オークの頭に飛び蹴り、そのまま、膝を少し曲げオークの頭を足場にし、飛ぶ。胴を回しもう一匹に胴回し蹴り。違うオークが左腕を上げ上段から振り下ろす。「だから、ワンパターンだって。」オークの左手首に右手の甲を添え大きく円を描くように右手を回す。大きく棍棒の軌道がずれて棍棒を地面に叩きつける。腰の位置に来た右手に力を込め、左足を前に出し体を前に傾斜させながら、右拳をオークの鳩尾に当てる。オークの頭が前に出た。すかさず、頭を狙い、左膝を当てる。後ろからオーク。左足を浮かせたまま、右足を軸に回転。左足を前に出し少し腰を落とし、左を貫手にし喉を突き、引っこ抜く。大量の血を流し、オークが崩れ落ちた。


力加減を間違えた。ああ、血で汚れてしまった。急いで魔石を取る、ギャン。

周りの者達が呆気に取られる。


侍女のエッセは、「貴方、目茶苦茶、強いんじゃない?」と聞いてきた。

「ずっと。この辺りにしかいないから、ここに出る魔物しかしらない。逆にこの辺りの魔物は倒すことはできる。」この地域限定ですよ~をアピールする。さらなる御供なんて言われると堪ったものではない。オーガを捕まえた紐を引っ張り、歩き出そうとすると、

「痛い・・・」

エッセさんが足を痛めたらしい。だああ。もう、エッセさん背負いますわ!背負って、引っ張って、どんな苦行ですか!#$%&!


撤回します。苦行ではなかったです。背中にプニプニ柔らかいものが、耳元でフ~ハ~と甘い吐息が。生け捕りのオーガ。生け捕りの方が高く売れるけど、プニプニが、フ~ハ~が・・・もっと集中したいんで、オーガ殺しちゃおうかな?


オーガを理由にたっぷり時間をかけて町まで歩く。

おかげで街に着いたは予定より1刻遅れて到着。途中背負いながら戦闘をする。プニプニ、フ~ハ~が選り体感が出来、満足しますタ。


では、姫さん一行さよならです。


次回予告

しゃぶしゃぶ屋を見ると無性にチンチンしゃぶしゃぶ、してほしくなる。

店員にどのコースにしますか?と聞かれて、「一番安いチンシャブで」と気が付かれないようにチンシャブと言う。きっと気付いた店員もいるだろう。裏で変質者扱いだろう。それでも、俺は言う。チンシャブと・・・

次回「それでも出禁にならない。」

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