意外な活躍と判明
気がつくて目の前にうーちゃんが居た。ちょっと変な距離だな…!わたあめも隣に居た。が。
あまだ「え、お、おい、ずっとここで待ってたのか!?」
一歩後ろに取りながら疑問に思っていたことを聞く。ほんとに待ちそうだからな……
W.o.o.L「いや、待つも何も…!いきなりに消えて、消えたと思ったらまた現れたんだよ」
む…!?え!?あの空間にいる時間…現実では数秒しか、あるいは全く進んでないってことか!?え……
あまだ「現実では時間全く進んでないみたいだてへぺろ」
わたあめ「え!?るみかさん達がほんとに幻って事は…??」
あまだ「うーん…でもわたあめも入れた時点でな…」
W.o.o.L「あの一瞬の間にそんなに色々できてたのか?」
あまだ「あ、うん。色々…あったよ!時間はわからないけど、結構いた感じ…」
わたあめ「そう、こんな事とかねー」
わたあめは、俺がせっかく背中の後ろに隠してた○入りのペットボトルを握る右の腕を、掴んで持ち上げてみせた。隠そうと思ったのに…!!
W.o.o.L「それは…何だ…何があった…」
冷たい目というよりは、困惑している感じだった。いいやつだ、うん。とりあえずこの話題はまずいから他の話をする。
あまだ「それよりうーちゃんのいる意味があったぞ!!でかした!!時間が全然経たないのな!すげぇ!なぜ気が付かなかったおれ!」
W.o.o.L「ペットボトルの話しはしないのね…笑、そう??でも全然空間に行けなかった……。」
わたあめ「私は明日も来るからどう??」
あまだ「行く気まんまんじゃないか、さては女子とキャピキャピする気だな?」
W.o.o.L「女子が多いのか…?わたあめが変なスイッチ入ってる…私も行こうかな…」
わたあめ「行こう!!」キラキラ
あぁ、やべー、明日どうなるんかなこれ…どうか!どうか明日は扱いが良くなってますように…!!そして、やっぱりドアは消えてるな…
〜〜帰り道〜〜
うーちゃんが興味津々に質問を沢山聞いてた。わたあめから。これは危険だ、と思って聞き耳を立てながら一緒に歩く。変なこと言いそうになったら全力で止める。うん。ところでこのペットボトルどうすればいいんだろう…()
そうだ、時間って何か不思議だよね。空間では時間が経たないけど、現実ではそうは行かなくて、すぐ過ぎ去ってしまう。時間って明らかに足りないとまで思う。昔の人は40歳くらいが寿命だったらしいよ。それに比べてだいぶ進歩したと思うけど…今も対して変わらない。体力は40くらいになるともうきつい物があると思う。皆は若いうちに何をしたい?40年のうち半分近くを使っている僕は、少し焦っているのかもしれない。やりたいことが沢山ある。再会したい人がたくさんいる。あってみたい人もいる。目指す目標もいくつかある。なのに時間を無駄に使ってる感じ(笑)時間をうまく扱える人って、ほんとにいるのかな。効率よくとかじゃなくて、何ていうんだろう…もっと感覚的な物で。将来とか、過去とか…非常に不思議な感じを感じるのは変なのかな?好きなものをずっと続けていれば、果たして大丈夫なのかな…??安定を求めようとするほど、ぐちゃぐちゃになってしまう。色々考えてる間に、家についた。
あまだ「今日はありがとうなー!また明日来るの…?」
わたあめ「私は朝勉強してくるから少し遅めかな!」
W.o.o.L「じゃあ、私もそのときにさせてもらおうかな。」
あまだ「おけ!!気をつけて〜。またな」
わたあめ「ありがとうございました…!」
W.o.o.L「ありがとうございました!」
家の両親に聞こえるように言ってくれたのだろう、とりあえず僕が凄く慕われてる感を出すために全力でドヤってみた。まあ、もう振り返らないんだろうけど。
リビングが一気に静かになる。るみかさんが時計持ってきてたから、入れる時間は大体わかるな…!一応時計を確認してみるが、確かに。出てから20分くらいしか経ってないな。うーちゃん達も少し早めに帰れてよかったけど。うーちゃん何も楽しめなかったけど。うん。っていうか…そういえばあの音は…?うーん…確認してくればよかった…盛り上がって忘れてたなー。とりあえずおれも今から課題終わらせて…溜まっているもの一通りやって寝ようかな。
読んでくれてありがとうございます!この間、話が面白くて、内容も毎回変わるので飽きない!とべた褒めしてくれた人がいました。嬉しい…!筆者も人間なのでとてもぐっと来てしまう…あ、筆者は逆に人間味ありすぎて文からにじみ出てしまっているかもしれません☆
チャーハンが美味しいと思うこの頃…じゃんけん!ぽん!!
チョキ!!また次回!!