南北融和の影に、北の「和平攻勢」
昨日は北朝鮮と韓国の南北融和をアピールした首脳会談が行われたが、現実に得た「成果」は韓国あたりの造園会社が少し儲かった位である。
「時間稼ぎ」や「経済封鎖破り」のために行われたパフォーマンスにの影には、、、
グレムリン計画では様々な形の情報収集を行い、技術情報を収集していたが、興味深い情報が入手された。
南北の融和をアピールした南北首脳会談の影で、北朝鮮からの技術情報が南に流れた痕跡がある。それは宇宙ロケットの情報であるらしい。
北朝鮮は核実験の停止を明言したが、現実は核実験場は度重なる実験でさらなる大規模実験には適さない状況にあるため、再整備には不可能といかなくても、時間がかかる。
また、ミサイル実験も実際にさらなる大陸間弾道弾を打ち上げるのも、アメリカ、日本などの強力な反発から、困難になっている。
とりあえずは完成した核弾頭は保有し、一方でミサイル開発を進め、かつ経済封鎖を緩和、骨抜きにする妙手として南北首脳会談を利用したのである。
一方韓国ではロシアの技術を導入したロケットの失敗などから、同じ系列である北朝鮮の技術を導入して自国の宇宙開発に生かしたい野望があったのである。
つまり北朝鮮は極秘に韓国に技術移転を図り、韓国の「人工衛星打ち上げ」に協力するのである。当然のことながら、これは有償であり、貴重な外貨を得る効果がある。
また、国外での試験には韓国が隠れ蓑になるため、あとわずかで完成する火星シリーズの大陸間弾道弾の熟成ができるのである。
このテクニックは歴史的にも例がある。
第1次大戦後、ドイツの兵器メーカーは他国で研究開発を続けたし、ソ連とは様々な技術交流を行い新兵器開発に活用したのである。
また一方融和ムードの影では脱北者の情報や、米軍関連の情報など韓国大統領府あたりから、だだ漏れで北に流れたとされる。
相次ぐ北による「平和攻勢」は日米そして韓国という枠組を破壊して、日米対韓国北朝鮮連合プラス中国という枠組に仕切り直すことを目的にした作戦である。
何、自分たちに都合の悪い話になれば、都合良く「相手を非難して話し合いから離脱する」だけである。
過去にもそれで味をしめている北朝鮮だし。
また韓国の左巻き政権は南北融和を旗印に保守派の壊滅を国内では目論んでいるから、北朝鮮にしたら韓国の現政権は「共犯者」役になってもらうので、これまた都合が良い。
今回の南北首脳会談は、後に「韓国最大の情報戦での敗北」と評価されることになる。
こんな感じで書いて見ましたが、このあとの北朝鮮のミサイル開発の進展具合がどうなるか、北朝鮮がどこまで「利益」を求めるか、韓国国内状況はどうなる等、不安な要素満載ですね。
拉致被害者をどんな風に外交カードにしてくるかも不安な話しです。
また最も不安な話しは在韓米軍撤退、重りのなくなった統一朝鮮なんて代物ができてしまったら、恐ろしい限りですな




