第12話 今後の方針と迷いの森
朝、正文とリアは部屋で今後の方針を話し合っていた。
「さて、今後の方針だが俺は、まずリアの問題を優先してそれからは、クラスの皆の魔物の素材を持ったままだからな、クラスの皆と合流して、謝罪をしたいと思ってる、その後は、、、そうだな、この世界を見て回りながら、元の世界への帰り方を探そうと思ってる。」
正文は今、アイテムボックスの中にクラスの全員が迷宮で倒した魔物の素材などを持っている。なのでこれをクラスの皆に返して、謝罪しようと思っていたのである。ただ返すだけではなく少しボーナスも付けて返すつもりだ。慰謝料の様な物だ。
素材などを返したあと正文はこの世界を見て回ろうと思っていた、前はステータスが弱く、お金などもあまり持たせて貰えなかったなどがあり、諦めかけていたが、今は前とは比べ物にならない程強くなり、お金もかなり沢山あるので、この世界を観光しようと考えたのだ。帰る方法については、その旅の中で探そうと思っていた。
「私は、とりあえず今は村の皆の仇をとりたい、、、」
「リアとはパートナーになったからな、優先的にリアの問題を解決したいと思ってる。そういえば、リアの村ってどこらへんにあるんだ?」
「案外ここの近くにある、、、ここから歩いて10日ぐらい?」
どうやらリアの村はここから近い所にあるらしい歩いて10日で行けるのならば、2人のステータス上、走れば半日もいらないだろう。
「マジか、、、そんな近くにあるんか、じゃあ早速行くか!、、、って言いたいけど今はまだ無理かな、準備もしたいし、それにまず俺たちがどのくらい強くなったのかも確認したいしな。」
正文達が強くなったと言っても、まだどのくらいまでやれるのかは、未知数である、なので正文とリアは朝食を食べてから、この街の少し遠くにある迷いの森(歩いて3時間くらいそして、名前だけでただの森)に魔物狩りへと向かった、、、ちなみに朝食はパンとシチューだった、パンが硬かった。
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「ここが迷いの森ね、、、、森だな、、、」
「うん、完全に森、、、」
今、正文達は迷いの森(名前だけでただの森)に来ていた、この森にはゴブリンなどがおり、奥に行くと強い魔物が沢山いるらしい。正文達が森に入ると、早速ゴブリン達が三匹程、茂みの中から飛び出して来る、、、
「グギャャァァァァァ「邪魔」グギッ、、、」
が、一瞬にして正文によって首を落とされその場で絶命する。
「ふむ、やっぱ、この辺りの敵じゃ意味がないか。」
「ん、ここの敵だとマサにはかすり傷さえつけれないと思う。」
「しゃーない、奥に行きますか。」
正文はそう呟くとリアと共に迷いの森(名前だけで以下略)の奥へと向かうのだった、、、
こうして迷いの森(名前だk以下略)での、初戦闘は呆気なくおわった、ゴブリンは泣いていい。




